たびたびこちらで報告していました、血球貪食性組織球肉腫を患った我が子のあんず(13歳メス)
3月9日 22:30 あんずが虹の橋を渡りました
その日は私も仕事で、ペットカメラで日中はあんずの様子を確認していましたが、
たまに水を飲みに動くくらいで、お気に入りベッドの上でずっと寝ていました。
朝のごはんはここ数日お気に入りだったニュートロのシニア期用のペースト状のウェットフード。
少し舐めてあまり具合が良くなさそうで、帰りにペットショップへ行き
お気に入りのフードを買ってすぐ帰宅。
身体が少し冷たくて、もう長くないのかもしれないと私も感じました。
そこからずっと付きっ切りで、
涙が止まらなくて、ずっと「大丈夫だよ」と繰り返しながらあんずの頭をなで続けました。
22:00頃、急に起きてどこかへ歩こうとし、少し苦しそうににゃーと鳴くあんず。
猫は最期の時、鳴くと見たことがありましたが、今思うと本当にその通りでした。
次第に冷たくなっていくあんず、最後はすっと静かに眠っているように息を引き取りました。
年末に体調を崩し、余命宣告を受けてからちょうどほぼ3か月でした。
翌日は綺麗な白い花束を買いに行き、葬儀の段取りをしました。
あんずにとって辛い3か月だったと思います。
でも、病院で知らないところで逝かずに家で見守ってあげられたこと、
余命宣告を受けた事で私も少なからず心の準備が出来たことは良かったのかなと思う日々です。
血球貪食性組織球肉腫は治療の術がなく、進行も早い病気で、猫の発症例もとても少ないです。
同じように病気を患った子達が1日でも大好きな飼い主さんと過ごせる日が増えることを心から
祈ります。