今の住宅業界に思うこと



こんにちはニコニコ

今年で、住宅業界で働き始めてから5年目になりますが、これまで沢山のお客様のお家づくりに携わってきたからこそ感じたことがあります。


本来の注文住宅(オーダーメイド住宅)とは

本当に、世の中のありとあらゆる商品を使い、それぞれのお客様にとって本当にいいと思えるものを組み合わせて、世界に一つしかないお家のことだと思っています。


しかし、現状は使えるものが決まっていたり、間取りがある程度決められていたり。

規格住宅や、セミオーダー型の住宅であればそれでいいと思います。

ただフルオーダーの注文住宅は、何もないところから自分達に合った、本当に欲しいものや、したいことが叶うお家を建てられるからこそ価値があると思っています。


また、それぞれの会社の自社商品の発表や、数値、耐震などの広告の仕方が、他社と競争をする為に発信していると思うものが増えてきたと感じます。

また他社の商品や家づくりを批判する営業マンも多い気がします。


数値はお客さんの、健康を守るためのもの

耐震は、家を守り、命を守り、地震の後の暮らしを左右する大切なもの。

ほんとうにいいものが出ればそれを

すべての会社が使えばいい、

きそうところはそこじゃない。

そんな風に思います。


互いの会社通しで競いあう、0.1でも、数値を小さく。ではなく、

なぜその数値が大切なのかを伝えることが重要だと思います。

室温18度以上の環境で暮らすと、喘息やアトピーが、改善されたり、風邪を引くリスクが減ると医学的に証明されている。だからその環境を作るためにその数値が必要である、その数値がいくらならその環境がつくれる。

そういうことが大切。


耐震も同じ、他社と耐震対策を競わなくても本当にいいものは何かはどこの会社も知ってる。

熊本大地震で効果を発揮し、熊本城の補修にも使われているものもわかっている。

工場の実験も大切。だけど何よりも大切なのは、実際の大地震でどうだったかという結果。

安心できる商品があるなら競わず素直に認めそれを取り入れるべきだと思う。

作りが違うならその安心を得るためにその作りにすればいい。

それがゼロから作る本当のオーダーメイドだと思う。


この人にとって、この商品がいいのに、自社でその商品は使えないから嘘をついてその商品をけなし、自社の商品をすすめる。これは絶対に違う。


本来注文住宅はそこで勝負するものではない。

いろんな会社に行き、いいと思ったものを組み合わせ、満足できる家を作ることがほんとうの注文住宅だと思う。

お客さんは、信頼、信用できる会社、担当者にに家をたててもらいたい悩みを解決してもらいたいと思っている。

信頼信用の要素は、沢山ある。


もちろん

経営状態、また正直さや口コミ等

沢山の要素から信用が生まれる、


お客さんの命をまもり、健康に暮らしてもらうことは、この業界の使命である。

そこに差をつける必要はない。


お客様にとって本当にいいものとは何か。


常にアンテナを張りながら日々を過ごしていきたいと思います。