こんなドラマで泣いてみたいと夢想してみた。
(自由に心で想像した)
はじめに
この本で、大久保利通の印象が変わるかもと思い買ってみた。
前に「経済で読み解く豊臣秀吉」著者・上念司を読んで秀吉に対するイメージが変わったからだ。
”人たらし”と言うよりあれだけシステム作りに明るくそれを現実化出来る男は、男女を問わずにそりゃぁモテるさ。一緒に仕事もしたいだろうし話を聞くだけで楽しかっただろうなぁって、”人たらし”ではなく人が寄るんだろうね。顔じゃなくハンパない知性がたまんない人だったんだろうなぁと感じた本だった。
お市の方ですら案外、正室では無いからプライド許さなくって振っただけなんじゃねぇ~のって感じたさ。
書店で大久保利通の本を持ちレジに並んでいる時に、目次にしっかり目を通すとドラマの週題のようで面白そうだったがこの一冊では片肺で呼吸しているようで駄目かもと思い、店員さんに「工作員・西郷隆盛」は有りますかと聞いてみたが、その時はもう書店には無く注文で一週間待った。
先にこっちを読まないと面白さが半減する気がして、徳間書店と講談社の出版社も違い続きものでもないが著者が同じというだけでそう感じた。
「工作員・西郷隆盛」の本は知っては居たが表題が気にいらず読んではいなかった。*工作員ってぇ~何だよぉ~気にいらねぇ~*と心より思って居たので。
でも、人のそういう心持ちを著者は解っていたようだった。この本の「はじめに」を読むと見透かされてイタンカイ
と思わず笑ってしまった。
なので「日本史上最大の英雄(ヒーロー)大久保利通」を読む前の「工作員・西郷隆盛」が手に届くまでの一週間は地獄のような苦しみを味わうはめになり
DTFBWB リバイバル‘87★身も心も
毎日泣きながら聴き待った。先に大久保利通を「読めばいいのに」と家族にあきれられながらも待ちに待った。
だから、頭の中のドラマの挿入歌はこれです。探偵物語に引っ張られてんだろうと感じた貴方は正しい、夢中でカッコの良い男のドラマの工藤ちゃん見ていた世代だから仕方がない。
宇崎竜童は昔からオッツくて色っぽい声の持ち主だったが、
男は還暦を過ぎて声は成人すると云うその声で、同世代に送る唄ではなく
「愛おしいと思った人とむつみ授かった子や孫」へ語る唄として・・・
土の上で一時の仮眠をとり戦闘に向かう子供や孫へ”子守歌”として、路上で暗殺された子への”レクイエム”として静かに優しく唄い聞かせてやって欲しい。
イヤホンで聞きながら弁当箱を洗っている時ですら嗚咽が漏れる。
なので・・・まだ・・・はじめに・・・は続きます。