サイクリングで大沼公園駅前に無事到着。 最高に清々しかった。 ありがとう。
15:17発函館駅列車を待つ。
きっぷを窓口で購入。 きっぶを受け取る時、 駅員さんは行った。
「10分ほど遅れております」
「ええっ! 飛行機の時間に間に合わなくなっちゃいます」
「・・・(苦笑い)」
仕方ない。 どうしようもない。 とはいえこのところJR北海道は事故が目立つので、 今度はなにかいな? と腹立たしさを覚えるのも一つ。
実は、 荷物をまだホテルに置いたままで、 函館駅に着いたら急いでホテルに戻ってその荷物を受け取り、 ガラガラとスーツケースを転がしながら再び駅前のバスターミナルへ。 空港行きリムジンバスに乗る。 この間、 わずか10分しか時間がない。 このバスに乗り遅れると、 次のバスは飛行機の離陸時間くらいにやって来るから、 どうしてもそのリムジンバスに乗らねばならない。 タクシーには乗りたくない。 ケチである。 というわけで、 たかが10分、 されど10分。 列車の遅れは非常に困ったことなのだ。
ほんとに10分か? なんやかんやゆーて20分、30分・・と遅れていったらどうする? いえ、 いかんいかん。 ネガティブ思考はやめよう。 とにかく、 10分の遅れで済めば、 なんとかギリギリ間に合うから。 そう、 多分、 間に合うから・・・
そして列車はホームへ入ってきた。 12分遅れだ。
列車に乗る。 座る。 一息つく。 しかし、 ゆっくり座っている場合ではない。 ほんとは最後の函館の時間をもうちょい車窓を見ながら味わいたかったが、 少しでも時間を稼ごうと、 最前の車両へと進むことにする。 やはり、 台湾観光客がたくさんだ。 通路や車両連結部分にも人がぎっしりで、 なかなか前へ進めない。
なんとか一番前にたどり着く・・その寸前に、 列車は函館に着いた。 扉が開いた瞬間から、 猛ダッシュで改札へと走り、 猛ダッシュでホテルへ行き、 ・・・・ リムジンバスはもうバス停に停まっていた。 で、 無事に乗れた。 よかった。
あせるでしかしぃ
バスに乗った途端、 関西弁が聞こえてきた。 おそらく、 同じ飛行機に乗る方々だろう。 聞き馴染みのある、 わがまちの言葉。 懐かしいし、 親近感めちゃめちゃある。 ただ、 今はまだ聞きたくない。 あと少しで離れてしまうこの北の大地を、 もう少し感じていたい・・・ しかし大きな声の関西弁は、 それをさせてはくれなかった。 苦笑い
函館在住の友人からお土産にといただいた、 はこだて柳屋のいかようかん
。
あまりにほんものらしくて、 少しばかりグロテスクですが、 とてもおいしい!
甘さ控えめで、 もっちりとした口触り。 いやみのない味のお菓子です。 賞も受賞しているらしい。 函館土産にお勧めしたいです!
さあ。
いよいよ函館に別れを告げる。
今回も、 いい旅ができた。 無事に終えられたことに感謝。 またしばらく北海道とお別れか・・ 涙がこみ上げ、 頬を伝い、 客席から窓の方を向いたまま、 顔を動かせない。
また、 来させてね。
次の目的地。 それは 浦河 だ。
~道南一人旅 the end ~
もし読んで下さった方がいたとしたら、 ありがとうございました!
p.s
飛行機の隣の座席に座っていた人。 私は思う。 あれは・・
吉本新喜劇の 末成由美さん ではないかと。
思い切って声をかけさせてもらったらよかったと、 今、 後悔している。
え? なんて声をかけるかって?
そりゃ~もちろん、 このどちらかでしょう!
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃぁ~ か、 インガスンガスン。
あ、 こんにちは(←not "wa" but "ha") もありますね。
さて、 あなたなら、 どれを選びますか?
なんちゃって。