函館ハーフマラソンで川内選手のゴールをしっかと見つめた後は、 いざ、 函館山へ。


ロープウェーで上るのではつまらない。 山の中に入り込んで、 自然をしっかと体と心で感じたい。






と、 その前に。






「アイヌ文化交流の集い函館 イランカラプテ」 なるものを函館市公民館へ観に行った。


特定非営利活動法人 道南マウコピリカの会 の主催。


街中からバスで函館山登山口の方へ。 公民館は、その途中にある。








イランカラプテ とは こんにちは・あなたの心にそっと触れさせてください という意味のアイヌ語だそうだ。  いい言葉






民族歌舞団こぶし座やReRaという歌手グループ、様似民族文化保存会 の方々が アイヌの楽器を使った演奏やアイヌ語を交えた歌声、 踊り を披露されていた。






歌声は美しく、 踊りはシンプルだけど自然を表現するなど意味がきちんとあり、 こんなにじっくりとアイヌ文化を目の当たりにしたのは初めてだった。


以前白老の「アイヌ民族博物館」へ行ったときにも感じたが、 神(カムイ)を常に意識し、自然の恵みを自分たちの生活に必要な分だけいただきながら質素に暮らすという考え方。(あまりにもざっくりした書き方ですね) 今の飽食、豊かな時代でも、いえだからこそ、取り入れたい、見つめなおしたい、 そんな暮らし方 アイヌのライフスタイルはこれからも頭の片隅に置いて、暮らさせていただきたいです。














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写真の棒状のものは「ムックリ」というアイヌの楽器。 口元にあてて手でひもを引っ張って、 その振動で音が鳴ります。  いやはやこれが難しい。 要修行










観終わった後、 函館山へ。


頂上までのルートは複数あるが、 初心者でも上りやすいとあちこちのブログで拝読した 旧登山道コース で上ることに。 















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あいにくのお天気だったが、 その分しっとりと、 澄んだ空気の中を登ることができました。 この時は知り合いと二人だった。 だからおしゃべりをしながら登った。 だから、 おしゃべりに気を取られて山の自然を吸い込むことがおろそかになってしまった。  この点、 少々後悔。






 




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約1時間? 頂上到着。 









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空が美しかった。 海が大きかった。 波がゆったりと岸に寄せていた。


最近閉じ気味だった心が、 広い視界を前に少しずつ開いていく。




夜景目当てに夜を待つ観光客がたくさんいた。


私は見なくても構わない。帰りはロープウェーであっという間に下界へ。 






あ、そうそう。 途中で食べた函館ラーメンのことも少し。 特徴は塩味。 今はクリア(透明)な出汁をめざすお店が多いとか。


いわゆるしょうゆ・みそ・しお の塩ラーメン、というよりは 塩味といろいろな食材がたくさん入って丁寧に出された出汁の味がしっかりする、深い味わいだった。 函館ラーメン、 おいしい!