木曜日。アレグラを飲んで就寝したのにも関わらず鼻の息は通らず
苦しくて起きた
たすけてくれ。
もう鼻をレーザーで焼く他ないのか?
このまま夜寝るのが怖いのは嫌だな。
耳鼻科行くか、
熱帯夜が襲ってきた。
まだ春なのにおかしいな。
ギラギラした熱気から身体中を触られ、嫌な夢を見た。
仲のいい友達から嫌われる夢だった。
アパートから追い出される夢だった。
ハッと目が開いた。
喉と喉がくっついてしまいそうなほど乾いており不快だった。暫くは半分ゆめを見ていた気がする時計を見ると寝付いてから2時間程経過していた。
自分は近くに置いてあった歯磨きコップにたくさんの水をついで
2杯ほど一気に飲み干す。その頃には意識はまあまあしっかりしており、お昼に作ったカレーがコンロに座していることとか。寝る前に用意した明日の朝出すためのいっぱいになった指定ゴミ袋が角際にひっそりと佇んでいるのをなぜか確認して。
暫くぼうっと眺めて立ち尽くしていた。
部屋全体がまるで熱を帯びた夢の中
四角い熱の箱の中で
眠るしかなくなった。
今日の私は熱帯魚
次の日私は部屋に冷房があることに気づいた。
ほーりーしっとだね。
今日作ったおいしいかれんごはん。
Twitterでも書いたが
こめさんごう
ゆかり こんぶ ごま しおしゃけ 粉末かつおだしを適当に入れたら激美味いご飯が出来上がってしまった。
私は目分量の神かもしれない。
今日は比較的暇だったので
山川方夫の予感と
江戸川乱歩の 人間椅子を読んだ。
どちらも読んだ後のあとあじが悪い。
予感 は わかりやすいバッドエンドで。
悪い予感を回避しようとしてかえって悪い結果につながってしまった。という話なんだけれど
なんとも救われない。
読み物、アニメを見ていてもっと何とかならねえかとなる時がたまにあるけどまさにそれを
短時間で打ち付けてくる小説だった。
軽い後悔を味わいたければどうぞ。
人間椅子。小説家の女性にファンレターとともに原稿が混じっており。読み進めると奇妙な事が書いてあるー
な話だった。気持ち悪かった。
流石は江戸川乱歩。気持ち悪いの大御所(だと誰かが言っていた気がするのでそんなイメージがある)小説家の女性(主人公)はきっと手に汗を握ってペラペラペラペラと原稿を速く捲っていたに違いない。私もいつの間にかそんな気持ちで読んでいた。
オチでホッとしたが
私の中の主人公はきっとその椅子をずっと睨んでいた。完全に安心ができない感覚になった。
ハイスピードに気持ち悪いを味わいたければどうぞ。
これ読んで
江戸川乱歩どんなひとかはよく知らないから
調べてみようと思った。
謎の読書日記
完