今シーズンも相棒が放映される。
ニュースに加藤清史郎くんが以前に出演してた役の成長した姿で
登場するらしい。
以前の放送の時(2018年3月)に書いてた感想記事を追記して再アップ。
この感想に、成長した姿を見たいと当時の私が書いてあった。
録画してた「相棒」を観た。
加藤清史郎くんが、出てた、大きくなってた。
クノールのCMでも、大きくなったなぁーって観てたけど、
この時よりはるかに大人っぽくなってた。
あの小さくて可愛かった子供店長がねぇ 立派になって
って親戚のおばちゃん目線で観てた
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/
確か、こども店長の頃にも一度別の役で「相棒」に出演してた。
その時のお話し「BIRTHDAY」もよかった。
ちょっと不思議なことも起きてというお話やった。
清史郎君の3、4歳の頃の時代を実の弟さんが演じてた。
前後編になってて、カイトさんが相棒やった。
12歳で亡くなったお姉さんと同じ先天性の病気で
12歳まで発症しなければ大人になれると医師から告げられ、
ご両親が大事に大事に愛情を注いで育て
明日で12歳になる日に事件に巻き込まれ行方不明になり、
右京さんたちが捜査するという話。
両親にこの上もなく大切に育てられたのをしっかり自覚してる賢く優しい少年。
右京さん達をこの事件に導いた少女が亡くなったお姉ちゃんやったというのが
おかあさんが「守ってね」と手を合わせた遺影でわかる。
バンガローで瀕死状態で発見され、AEDと右京さんが心臓マッサージをするんやけど
画面にはテロップが流れてきて、もう助からないんかって泣きそうになった時に
やっと息を吹き返してよかった~って泣いた。
意識を取り戻した彼に右京さんが、「お誕生日おめでとう」って言うんです。
彼が両親に宛てた手紙。泣ける。
お父さん、お母さん、今日は僕の誕生日です。
だから、僕おめでとう。でも、本当におめでとうなのはお父さんとお母さんです。
特にお母さんは毎日毎日、僕のために健康にいい食事を作ってくれました。
手作り野菜ジュースも作ってくれました。
僕が12歳まで生きられないかもしれなかったからです。
僕は知ってるよ。僕もお姉ちゃんと同じ病気になるかもしれなかったこと。
だからお母さんにプレゼントです。
卓球クラブの臨時コーチの瀬田先生に作り方を教えてもらった、
ハチミツ入りの手作りクリームです。
これを塗ればあかぎれもすぐに治るそうです。
お父さんとお母さんのおかげで僕は今日も元気です。とても健康です。
もう心配はいらないよ。
今日は、僕の12歳の誕生日。
お父さん、お母さん、おめでとう。
子役から上手に大人の俳優になるのは難しい。
見事に成長して現在でも一線で活躍してる俳優さんというと、
私が一番に思いつくのは、吉岡秀隆さん。
「男はつらいよ」と「北の国から」で毎年のように吉岡さんの成長を見てたので、
今回の清史郎くんのように「おぉっ」とはならんかった。
「北の国から」は一体何十年続いたのかな?
大人になってから、回想シーンで子役を使わず本人の映像が流れるのは画期的
「男はつらいよ」もそうやねぇ。
彼は日本アカデミー賞の最優秀男優賞も受賞した演技派に成長、
「三丁目の夕日」で。
私が、吉岡さんが演じた人物で一番好きなのは
「Ⅾr.コトー診療所」のコトー先生
「Ⅾr.コトー診療所」に子役時代に出演してた神木隆之介さんも、
子役から上手く大人の俳優さんになった。
このドラマに出てた頃の彼は本当に本当に可愛かった
販売元 ポニーキャニオン Ⅾr.コトー診療所DVD
繊細で儚げな役をやらせたら、彼の右に出る子はいないと思う。
今の子役の男の子にも、こういう線の細い子はおらんような
最近、素の彼をバラエティーで見たけど、変な子やった
まったく、儚げなとこはなかった
面白い子やけど。
昨日の「相棒 少年A」の清史郎くん、とても上手かった。
一度も笑わんかった、そういう役やから仕方ないけど。
右京さんの相棒は冠城さん。
最後の最後で光は見えたけど、重く辛く悲しい話やった。
身勝手な母親の元に生まれてしまって、戸籍がないまま育ち、
過酷な運命に振り回された父親が違う子供たちの話。
その母親が殺されてしまう。
気が向いた時しかお金を置いていかなかった母親。
食べるのにも困った兄は闇金からお金を借りた。
そのお金の脅されてた半グレ集団にどんどん追い詰められてゆく。
まだ赤ちゃんの末っ子の女の子を死なせてしまい
段ボールに入れて埋めるシーンは辛過ぎた。
赤ちゃんは体調が悪くて、弟と二人ではどうしようもできなかったんやよね。
野の花を手向けてた。
最後の方で人質に取られていた弟と警察署内で再会して、
お兄ちゃんは弟に「守ってやれなくてごめん。」
弟は「兄ちゃんは悪くない」
脅されてた半グレ集団から解放され身体を丸めて号泣したシーン、
弟役の子も上手くて泣けてきた。
ずっと誰も信用できなくて名前も名乗らなかった兄。
彼が右京さんと冠城さんに名前を初めて打ち明けた。
その時にやっと色んなものから解放されて表情が緩んだ。
母親を殺した犯人を捕まえた伊丹刑事が彼に言った言葉が暖かかった。
「すまんな、こんなことしかしてやれなくて。」
兄弟は同じ養護施設に入り、救ってくれた右京さんと冠城さんにお礼の手紙が届いた。
希望が見えた終わり方で安心した。
兄弟ふたりのこれからを見てみたいから、また登場させてほしい
このドラマを観て、無戸籍の事を少し調べてみた。
無戸籍の日本人は、少なく見積もっても1万人はいるそうです。
ほとんどは、離婚した夫婦の妻が、法で定められた期間内に
出産した場合の対処からくるものだそう。
法の整備を早くして、無戸籍の子供たちをなくしてほしい。
日本では戸籍がないと、本当に何もできない。
教育を受けられない、定職にも就けない。
未来への希望もない。
そう生まれてしまった ”創(はじめ)”という少年を見事に演じた清史郎くん。
かれはきっと、いい俳優になると思う。
次には、笑顔の清史郎君を見たいなぁ。