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crush : UKグラストンベリー拠点Dive In(
@diveinband)ダイブ・イン。
ダイブ・インは、マシュー・ガットリッジ(Matthew Guttridge :ボーカル)、ダニエル・ヘイズ(Daniel Hayes:キーボード)、アダム・メイソン(Adam Mason:ギター)、スティーブン・エバンス(Stephen Evans:ドラム)から成る4人組エレクトロ・ポップ・バンド。
彼らが音楽活動の拠点にしているイングランド南西部地域のサマセット州のグラストンベリーは世界最大規模のロックフェスティバルが開かれることで知られているが、ローカルな音楽シーンとしてはグラストンベリーが盛況なシーンと叫ばれることはない。
サマセット州は比較的都市化されておらず農業と観光業が主たる産業で、それゆえにMuso(軽蔑の意を含んだポップ・ミュージシャンのこと)のメッカでもある。
真夏の避暑にフィットするフワッとしたきらめきポップを奏でる彼らのインスピレーションにグラストンベリーのフィールドが少なからず影響を与えていると思わせる…..それは良い意味で。
ワード「水遊」で関連付けられるここ最近のインディーズ・バンドたち、ダイヴ (DIIV)、スイム・ディープ(Swim Deep)、ワイルド・スイム(Wild Swim)、スプラッシュ(Splashh)、ジョーズ(Jaws) と比較すれば、サウンドスケープに倦怠 / 陰性を垣間見るような都市部のエスケープ・ポップと少し異なりダイブ・インのサウンドスケープは避暑地での爽やかなシャガー・ラッシュのサニー・ポップといった趣だ。フェミニンなささやきボイスで歌われる詞にも誠実な率直さを感じる。バンドは自らの音楽性を「sun-pop」と称している。
そんなダイブ・インのサウンドはバスティル(Bastille)やThe 1975のようなコマーシャルなエレクトロ・ポップ・グループになり得る資質を持っている。
彼らのデビューシングル‘Let Go’は、80年代エレクトロ・ポップを基調としながらグリーン・クロス・コードの信奉者のように穏やかな寄せ波のメロディ、キャチネスなドラム・ビートにバレアリックなグルーヴ感、そよ風吹く太陽のエーテルが注ぐハーモニー、M83スタイルのフックが効いたシンセの広がり、リバーブ、エコーの使用及び和音の構造で完璧なレイヤードを成す。
先日10月23日にロンドンのキャパ約300人のベニューのBarflyで開催されたFebuederと共に出演したギグでは楽曲の良さと安定した演奏力でロンドンにファンベースを広げたようだった。
念のため…….この天使の歌声は男性です。
歓びに満ちた彼らの瑞々しいポップチューンが来年の夏ごろに日本へも届くことを期待しています。ぜひ‘Let Go’を聴いてみてください。
ザ・フレーミング・リップス(The Flaming Lips)/ The
1975 / デルフィック (Delphic) /バスティル (Bastille)
Dive In - Let Go
SWIM DEEP - KING CITY OFFICIAL VIDEO
SPLASHH ~ All I Wanna Do (Official)
DIIV // "Wait" (OFFICIAL VIDEO)
JAWS ~ TOUCAN SURF
Wild Swim - Another Night (Official Video)
Bastille - Things We Lost In The Fire
The 1975 - Chocolate