post-XX bands: London Grammar / ロンドン・グラマー

ロンドン拠点男女混合トリオ London Grammar （@londongrammar） ロンドン・グラマー。

ザ・エックス・エックス（The xx.）が2010年のマーキュリープライズ（もっとも良質で革新的なアルバムを制作したアーティストに贈られる賞）を受賞したときに音楽言語が変更された。

それは新しいテンプレートができたということに等しい。


ロンドン・グラマーも昨年暮れに発表された"Hey Now"は「post-XX /エックス・エックス以降」のミニマリズムのポスト・ポップバンド然としたトラックだったが、先頃発表された"Metal & Dust"は、起伏がある高調する絶妙なトラックにフローレンス・アンド・ザ・マシーン（Florence and the Machine）のフローレンス・ウェルチ(Florence Welch)を思わせる浄化作用のあるボーカルが冴えわたる「post-XX」 の拡張を予感させる佳作だ。

デビューEP,７"のリリースを終えアルバム制作に取り組み中とのこと。

ロージー・ロウが「ザ・エックス・エックスmeets マライア・キャリー」ならロンドン・グラマーはさながら「ザ・エックス・エックスmeets フローレンス・アンド・ザ・マシーン」だろう。