韓国の新星、SoHyun Ko(コ・ソヒュン)
2018年7月にこの動画で一躍「韓国の天才少女」として有名になりました。



この時なんと12歳。
冒頭、英語での自己紹介では小学6年生らしいあどけなさが伺えますが演奏が始まって一変。「一流ヴァイオリニスト」の風格が感じられます。
そして彼女の名を更に知らしめたのが音楽系YouTuberであるTwoSetViolinのこの動画。



2020年1月現在チャンネル登録者200万人越えの彼らはヒラリー・ハーンと共演したこともあるのです。



斬新ですね。クラシック音楽初心者からヴァイオリンを専門的に学ぶ人まで、幅広い層に楽しんでもらえる動画です。(なかにはこのようなパフォーマンス系ヴァイオリニストを嫌う人もいると思いますが…)

さてさて、話が逸れてしまいました。本題に入りましょう。

2020年になった今、14歳になったはずのSoHyun Ko はどのような音楽活動をしているのでしょうか。
10代にとっての一年や二年というのは大人には計り知れないほど大きなもので、彼女がどのような成長を遂げているのか、非常に気になるところです。



こちらは昨年暮れの演奏です。
演奏前に「今日は英語できちんと曲紹介をできるかな…」と思っていたところ、彼女の口から出た言葉は「彼らは100歳です!」という冗談。
音楽のみならずギャグのセンスまで身につけ、将来的には韓国のバラエティ番組でも活躍するかもしれませんね。あくまでも「正統派ヴァイオリニスト」を貫いて欲しいとは思いますが。



今度は彼女の十八番であるチゴイネルワイゼン。
抜群の安定感が光る演奏ですが、しっかりお化粧をしていて14歳らしからぬ美しさにも注目したいところです。韓国美人といえば「真っ白けっけ」というイメージですが彼女は自然体で素朴な美しさですね。これからもどんどん綺麗になっていくことでしょう。


続いてはシベリウスのヴァイオリン協奏曲。
一般的な10代前半の「上手な子」は力強さが足りない演奏をする傾向にありますが、彼女は思い切った演奏を得意とします。
このシベリウスでも、フィンランドの嵐を思わせるような激しさを表現できていると思います。
このようなメリハリのある演奏ができるヴァイオリニストにはぜひショスタコーヴィッチやプロコフィエフの協奏曲に挑戦していただきたいところです。

これは個人の感覚にすぎませんが、「世界で通用するヴァイオリニストは15歳までに大成しなくてはならない」と思うことがよくあります。
YouTubeにアップロードされている動画の影響で、実力の割に人気が先行している傾向にある(もちろん現在でも十分素晴らしい演奏家です)と感じますが、今後もSoHyun Ko氏の活躍を追い続けたいと思います。

↑演奏動画がたくさんありますのでぜひ。