この海外向け予告編、二か月前に出てて英語字幕も吹き替えもなし。日本公開版と全く同じで日本人以外には通じないはずなのに。

コメント500件越えてます。

 

私が映画館でサムネのポスターを見つけたのが9月25日。それが先週木曜日見に行ったらなくなってたんです。

なのでカスタマーサービスで聞いたら、「この日曜日と月曜日に来ます。」だって。

あわてて席を予約しようとしたら、初回の4時はほぼ売り切れ。なので次の4時半の席を無事確保。月曜日の夜もほぼ売り切れでした。

一瞬ポスター張り出してただけで、アメリカ人アニメファンの皆さま、どうやって見つけて見に来るの?ネット?口コミ?アニメ愛すごいよな…。

ほんっと、ありがとうございます!!!

映画館の方が「地味やなあ。短い話やし。三回も上映したら十分やろう。」→結果全回売り切れ~!「しもたああああ~!(しまった!)」だったんでしょうね。

 

感想は…、よかったです!!泣きました。今でも泣きそう。

日本ではまだ上映してるんですね。

じゃあ、観に行こうかなと思う人はここまでにしてくださいね。ネタバレいいよって方だけに書きますよ。観に行った後に読んでくださいね。

評価左はプロ。右は観客。どっちも全員高評価と言っていいくらい。

久々の週間ランキング9位です!劇場数2館って。桁違いってレベルちゃうやん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…いいですか?

チラッと「京アニ事件がモチーフ」というのは見てました。そういうことだったんですね。

昔を今になすよしもがな。

残されたフジノが「引きこもりだったキョウモトを部屋から出さなければ、今も部屋にいて、こんな理不尽な目に会わなかったのに。」と自分を責めて号泣してたけど。

私がキョウモトのお母さんだったら「フジノちゃん、ありがとう」と思います。こんなに才能のある娘の可能性を引き出してくれて、生きる希望を与えてくれて、未来に突き進む力を与えてくれて。

作中にはキョウモトの家族は全然出てきませんでしたけどね。でもだからフジノは亡くなったキョウモトの部屋にも入れたんではないですか?

フジノだって自信喪失して一度は投げ出そうとしたくらいだったのに、キョウモトのおかげでまた「描きたい!」と思えるようになり(予告編の場面)、プロになって大成功した。作者の藤本先生に重なるような描写でしたね。

マンガ雑誌の編集部に持ち込み+編集者と面談とか、賞に入選、賞金で豪遊…といっても中学生なので5000円しか使わなかったとか。アシスタントさんとの相性問題とか。…事件のショックで連載休載とか。

すごくリアルに感じました。

 

キョウモトを失ったことで、永遠に取り戻せない二人の楽しい日々。永遠に追い越せなくなった才能。それでも一人机に向かうフジノ。

今も私の心に余韻が静かに広がっています。

…どっかの大河ドラマとえらい違いやわ!!