肛門嚢アポクリン腺癌とリンパ節への転移。 | 美味しいと楽しいとクルマ旅 .。○・。.。☆

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わんにゃんと共に美味しい楽しいを求める日々。

一週間ほど前、かのの咳が酷くなりました。
(普段はあまりない睡眠時に咳があったので、熟睡できなかった様子)
↑ 一時間に数回を繰り返す感じ

気管支炎・気管支拡張症、もしかしたら肺気腫の可能性もある持病のこともあって、
またそれ以外も大丈夫か心配になり、
予定していた健康診断を早めてもらいました。
(その後、咳は抗生剤により緩和しました)

☆レントゲン
☆エコー
☆一部の血液検査
☆尿検査

上記の検査していただきました。

大体が加齢によるものでいますぐどうこうということはなかったんですが、
エコーと触診の中で、
『(左側)肛門嚢アポクリン腺癌、リンパ節転移』の疑いがかかり、細胞診をお願いしました。

検査の結果、
『肛門嚢アポクリン腺癌』の疑いがより強くなり、
また、腫大した左側リンパ節(3cmぐらい)、反対の右側のリンパ節(1cmちょっと)にも肛門嚢と同じような細胞があったとのことで…
『リンパ節転移』も濃厚になりました。
(先生の話では9割以上そうでしょうとのこと)

また、上部臓器近く(左側)にも怪しいものがエコーにうつっていたそうで…
それも転移かもしれないとのことでした。
※ 今のところ、肺への転移はないということです。

【肛門嚢アポクリン腺癌】
肛門嚢(におい袋)にできる比較的稀な腫瘍で、犬の皮膚腫瘍全体の約2%
腰骨下リンパ節への転移が認められることがありますが、他の臓器への転移は、まれです
非常に小さな肛門嚢の腫瘍が、非常に巨大な転移巣を形成することもあります
また、腫瘍に起因する高カルシウム血症がみられることがあります
腫大したリンパ節に大腸が圧迫されることによるしぶり、便秘、便の形状変化(通常、平らになるかリボンのような形になる)、多飲多尿(高カルシウム血症による)、食欲不振、後肢の虚弱や跛行などがみられます


切除してみないと確定診断はできないけれど、
リンパ節の大きさや大動脈近く(癒着?)という場所、
転移の箇所、また推定の12〜14歳という年齢や持病のこと等、
かののことを考えると手術は難しく、
できる治療法としては、抗がん剤治療や出てきた症状の緩和ということでした。
(複数の先生に診ていただきました)

抗がん剤…
嘔吐や食欲不振等副作用が強く出てしまう場合があるということ、
それ以外にも注意が必要な薬ということで、思い悩んでいます。
※ 根治は難しく、腫大化を防ぐ(場合によっては小さくなることも)のが目的


ただ、今の時点で救いなのは!
血液検査の結果は悪くなく、
高カルシウム血症も出てはいなくて、
本人的には自覚症状も出てないように見えること。
腫大による腸の圧迫等による排便困難などもありません。

今はとにかく、
おそらくの癌が悪さを前面に出すことなく、
かのの中でこれ以上大きくなることなく、
おとなしくしててくれることをただただ願います。

痛みなく、苦しむことなく、
時間が過ぎていきますように…。


ちょっと病院通いが続いてしまっているかのですが、
しっかり食べ、よく寝て、
雨の合間のお散歩も楽しんでくれているようです☆

できることは多くはないとは思いますが、
かの自身が穏やかに楽しく過ごせるように!
また、美味しいものを食べれるようにということを大事に☆


かのの様子を見ながら、




お友達やうみにも合わせてもらいながら、


これからもかのに寄り添って、
一日一日を大切に過ごしていきたいと思いますハート