源氏再読 | 花鞠文庫*

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心配性の私が、大好きなものや時について綴っている
ひとりごと感の強い備忘録です。
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ビーザスさんが、今与謝野源氏を読まれているとのことで、影響されて源氏を再読しています。







紫式部―はなやかな源氏絵巻 (学研まんが人物日本史 平安時代)/学研



私のそもそもの源氏のはじめて物語は小学生の頃。学研の漫画伝記で『紫式部』を読んでから。

式部自身の人生にも、そしてそこに少し紹介されていた源氏の冒頭部分にも惹かれました。本がぼろぼろになるまで読んだ記憶が。

(あまりの懐かしさに最近再購入。なんと60版!初版は81年でした。もう少し前に読んだ気がしたのですが・・・)


そして、田辺聖子の抜粋モノや、大和和紀の『あさきゆめみし』、そして円地文子の源氏などを読みました。


で、今回はせっかく読むのだからと、原文にチャレンジしています。原文を読んで、限りなく余計な装飾を削がれた現代語訳(玉上琢弥訳)を読んで。

新しい楽しみ方で読み進めています。


選ぶにあたり、谷崎源氏、橋本源氏、与謝野源氏、瀬戸内源氏、江川源氏(!)などいろいろあるのですが、なるべく紫式部以外の方の思いが混じらないものを読みたいなと思ってこの方法にしてみました。

ただ、再読だからできること、かも?慣習の意味や、衣装や内装の形態、官位の意味などは初めての方が、原文だけでは難しいかも知れません。


好きなシーンに再開すると「おお!」。

ゆっくり楽しもうと思います。