子どもへの財産 | The Wonder Room

The Wonder Room

⚫︎2003ロンドン在住〜国際結婚⚫︎2007ビジネス経営学BTEC資格取得⚫︎バイヤー&ファッショニスタとして活動⚫︎現在二児の母⚫︎娘を家庭学習で支えトップ私立女子校に7歳で合格⚫︎日本の子供達を国際的観点で応援していきたいです。Instagram: invisible_door

{01678F65-16CE-4E17-AFF6-20D955EE6DAD}

早速母が送ってくれた読みたかった本。
脳科学が大好きで常日頃耳では情報を集めているけれど、やはり本はKindleよりも読み応えがある。

脳科学は育児に活かしながら自分の生き方も同時に見直せる。自分で考えて行っていることが科学的に見ても理にかなっているのかをプロフェッショナル目線で説明をしてくれている。答え合わせだったり、実際に意識していそうなことでも活字を入れるとまた意識は変わる。

そして今日起きたことと照らし合わせる。
今日はにゃにゃのフルートの練習で、最後の方の指の動きが慣れずに苦戦。何回か吹かせてみたけれどできるまでやることはせずに練習は終わることにした。不満げな表情の本人。すかさず声がけ。「覚えてる?こういう時どうするか」先日彼女に教えたことが「ポジティブなパーフェクショニスト vs  ネガティヴなパーフェクショニストの違い」というのも、結構前から性格的になんでもちゃんとやりたいタイプが故に、あえて完璧主義は良くないという風に伝えてきた。完璧を求めると幸せになれんよ、と。そしたらある時彼女が「パーフェクショニストはダメだ!」などと話しているのが聞こえてきたので、頑張るパーフェクショニストもあるのだというのを次に伝えていこうと思った。

ネガティヴパーフェクショニストは失敗を大げさに捉えて落ち込んだり取り組みを投げやったりする。でもポジティブなパーフェクショニストは失敗して落ち込みはすれど、なんで失敗したかを探る。そして探ったらえそれを実行して再チャレンジする。それを繰り返す。そんな完璧主義ならいいよ。と教えた。

彼女はフルートの後の私の声がけにすぐに答えてくれた。「なんでダメだったかなぁ?」よく覚えていたこと自体がまず素晴らしいと伝えた。答えは簡単、練習さえすればすぐに吹けるようになるから問題ないよ。また練習して練習して、、そうやってスイミングだって自転車だって苦手を克服して楽しく自分のモノに変えていった実例を子供達にはどんどん実際に経験させて意識をさせたい。それを繰り返すうちにきっと精神に宿る、今は失敗してもこの先も同じではなく変化して上達したり良くなって行くということが無意識にその子の中に浸透する。

そんな精神こそが親が子供にあげられる財産。育てながらそして親の生き方もまたそれを与えられる。いわゆる親の背中というやつ。これを意識することで私自身は親として以前に人としてどう生きるべきかの責任を問われる。もっといいお手本になりたいからよく生きようという結果自分のためになる。大事な人のために頑張っていることが自分にいい風に返ってくるなんてこんなラッキーなことはない。

これからもいっぱい勉強していこう!