変換ミス

先日の「プードルbabyと桜」の所で

「紅楼夢」から引用した詩に

変換ミスがあることに気がつきました。

「憂いの緒、と来る暇無し」のところ

「憂いの緒、解くる暇無し」

でした。

「と来る暇無し」では何のことだと

言うことになりますよね。

ですので、

「花吹雪　空を覆える花の時
その色香、失せては誰か哀れまん
閨深き乙女子は行く春惜しみ
憂いの緒、解くる暇無し
花鍬を手に閨立ち出でしが
散る花を踏みしだくさえ傷ましや・・・」
でした。

気を付けないと、しばしば変換ミスをします。

または、打ち間違いで、変な変換になって

笑ってしまったり。

うっかりすると、大変なことに・・・・。

野うさぎちゃん

紅茶で染めた、ミルクティー色は、優しい茶系で、
野うさぎにぴったりの色合いだと思います。
そんな紅茶染めのアルパカで、ちょっと
ピーター・ラビットを思わせる、悪戯っ子の
野うさぎちゃんを、又、作ってみました。
野うさぎちゃんにはやはり野の花が似合うよう
です。
それで、今度は雛菊、タンポポ、菫、勿忘草、
霞み草の布花で花冠を作ってあげました。
良く似合っているでしょ。

ピーター・ラビットと言えば湖水地方です。
とても美しい所だそうで、何時かは行ってみたい
場所の一つです。
もっとも、日本の風景は世界の美景に勝るとも
劣らないとは思いますけど・・・。
春になると、郊外の里山に出かけたくて
うずうずします。
我が家からはは埼玉県の秩父辺りが行きやすい
ので、以前はこの時期良くドライブしました。
秩父から、奥武蔵に掛けて山の中を進むと
桜をはじめ、様々な花が咲いて、
まるで、桃源郷の中を行くようでした。
この頃は、殆ど車の運転をしなくなったので
友人とお酒を持ってお花見に行きます。
桜の下で飲むお酒は、取り分け進みます。
特別話をしなくても、う～ん綺麗だね、と
言いながら、スコスコお酒が入ってしまいます。
今年も出かける予定ですが、その時は
東北のお酒を飲もうね、といっています。

プードルbabyと桜

地震や原発のニュースに気を取られている間に
春もたけなわとなっていました。
そんな春に相応しい、ほんわかとした雰囲気の
ブードルのbabyちゃんを作ってみました。
垂れ目の感じにしたくって、僅かにまぶたを
付けてみました。
赤ちゃんの気弱な雰囲気が少し出せたのでは
ないかと思います。
あどけない癒し系のとっても可愛い子に
なったと思います。
お気に入り頂けたようでしたら、
どうぞ宜しくお願い致します。
末永く可愛がって下さいませ。

今年は桜が長く楽しめました。
でもやはり、あのことが心の片隅に影を落として
晴れやかな気持ちで楽しむことは出来ませんでした。
その桜もソメイヨシノは概ね散って山桜系も
そろそろ盛りを過ぎています。
毎年この季節になると、私には思い出す詩が
あります。
中国の古典「紅楼夢」の中の、ヒロイン作と
設定された詩です。
もともとは、桃と李なのですが、私には
どうしても桜のイメージです。
「花吹雪　空を覆える花の時
その色香、失せては誰か哀れまん
閨深き乙女子は行く春惜しみ
憂いの緒、と来る暇無し
花鍬を手に閨立ち出でしが
散る花を踏みしだくさえ傷ましや・・・」
長いので興味のある方は原文をお読み下さい。

また和歌では、
「宿りして春の山辺に寝たる夜は　夢のうちにも
花ぞ散りける」
や
「山里の　春の夕暮れ　来てみれば入相の鐘に　
花ぞ散りける　」
「み吉野の高嶺の櫻散りにけり 嵐も白き春の曙」
なども思い出すと、何だかうっとりしてしまいます。

それから、春愁を詠んだものでは蕪村は外せません。
等々、こう書いていると止まりません。
でも煩雑になるので、今回はこれで終わりにします。

それでは、どうぞ、プードルbabyちゃんを
宜しくお願い申し上げます。

オールドの子犬ちゃんと桜

ウチのモシャ子ちゃんを作りたいなと
思って、シルキーで細く柔らかく、
ほわほわととっても手触りの良いモヘアを
入手してあったので、それで、一部
グレーに染めて、オールドの子犬ちゃんを
作ってみました。
毛並みといい、表情といい、とても
優しい、癒し系の子に生まれたと
思います。
今こんな時期に相応しい子かも
知れません。

今年も桜の季節です。
今年は夜桜のライトアップもなし、
そればかりかお花見自粛の風潮も。
確かに、被災された地域のことを
思えば、心から楽しい気持ちには
なれません。
三社祭りも中止、東京湾花火大会も中止。
でも、自粛のし過ぎもどうかなと
思います。
いっそ、場所代などとったり、何かして
チャリティーに回せば良いのに
と思います。
それから、原発です。
一体どうなるのでしょう。
早く、日本中に本当の春が来て欲しい
と思います。

もっとも、あのドンちゃん騒ぎの
お花見はどうかと思いますけど。
もっと、花の美しさを愛でて
また、春にめぐり合った幸せを
噛み締めるお花見にしたらどう、
と言いたいところです。

ともあれ、今年のお花見は、静かに
桜の美しさを味わうと共に被災地の
復興を祈りたいと思います。

春なのに・・・。

地震のあった日は、私は所用があって外出していました。
出先で、帰りをどうしようと思いながら、帰宅難民に
なるのかも、と心配しながら、時々広い所へ
避難しつつ用事を済ませたのが、夜の９時過ぎ。
その頃には、地下鉄がやっと動き始め、無事
帰ることが出来ました。
でも、帰って、テレビを見て、余りの惨状に
言葉もありませんでした。
今はただ、一人でも多くの方が助かることを
祈るしかありません。
心が浮き立つべき春が来たと言うのに
その春を心から楽しむことは出来そうにありません。

この子は、そんなことが起こるとはつゆも考えず
春らしい子を作りたくて作りました。
春、又は桜の精をイメージしました。
見る角度で、ちょっと憂いを含んだはにかんだ
眼差しです。
この子を見て心を癒されたと感じて頂ければ
とても嬉しいです。