こちらの続き



    

これは、30歳子なしで乳がんになった私が

抗がん剤治療前に凍結保存した受精卵で

33歳の年に第1子出産に挑戦する記録です。



いつの間にか2024年になってしまった、、

あけましておめでとうございます



2021年に30歳子なしで乳がんになった私。



2021年の2月に宣告、4月に手術、

6~7月に受精卵の凍結保存(妊孕性温存)

7~9月に抗がん剤治療

その後ハーセプチンとホルモン療法…


2023年の3月下旬に凍結胚移植し、


ついに33歳になる直前の12月に

待望の第1子を出産しました!!!



12月30日が33歳の誕生日で、その前の

12月18日に生まれてきてくれました。




産後は初めての育児にバタバタすぎて

クリスマスも自分の誕生日も、

年末年始もいつの間にか過ぎていて


世間は2024年になっているのに

自分だけまだ2023年のクリスマス前に

取り残されたような感覚…笑






2021年の乳がん手術&治療から、

まさか2023年には子供を産めるなんて

夢にも思っていなかった。



抗がん剤治療を受けるかどうかの

判断を迫られ、妊孕性温存に踏み切った

このときの努力が実を結んだことが


素直に嬉しいし、

何度もこの奇跡に感謝した。






計画無痛分娩にして12月11日に

入院したんだけど、実は一度退院してて…


初産婦だったため、陣痛促進剤を使っても

なかなかお産が進まず、、


医院長と相談の上、

15日の朝退院することに。


その後の入院・出産費用とは別で

この4泊5日だけで30万円もかかったけど…苦笑




18日(月)にもう一度診察して

今後の作戦を練りましょう

ということになっていたところ、


18日へと日付が変わる夜中に

本格的な陣痛が始まり、


クリニックに着いたら

子宮口が7cmまで開いてて

そのまま急ピッチで無痛麻酔の処置をして

お昼に無事、元気な男の子を出産にっこりキラキラ




初めて経験した陣痛は、

寝てる時に急に雷が体に落ちてきたかと

思ったほどの衝撃だった、、、



あまりの痛みに声が出るほどだったから

痛みに弱い自分は、あのまま出産まで

耐えられなかったと思うので、

本当に無痛分娩にして良かった…




無痛でも全ての痛みが取れる訳では無いし

麻酔の副作用で何回も吐いたけど(笑)、


それでももしまた出産することがあれば

次もまた無痛分娩を希望したいと

思えるほど満足なお産だった!歩くラブラブ







自分が妊孕性温存をするとき、

情報を探してもそこから出産まで至った

情報を見つけることがなかなかできず、

(事例は絶対あるけど書いてる人を見つけられず)



抗がん剤治療なんかして本当に

妊娠出産出来るのかとても不安だったけど

ちゃんと出産できた…!!



私のこの事例が、

同じように出産を希望しているけど

抗がん剤治療を受ける…という方の

ひとつの希望となるといいな流れ星




そして今後はまた、乳がん治療を再開します。



3月上旬にホルモン療法を再開予定!





色んな苦難を乗り越えて産んだ我が子は

本当に可愛くて、愛しくて。


でも初めての育児は想像以上に大変で、

こんなに望んだ待望の我が子なのに

育児が辛いという感情になることが

悔しくて泣いたことも多々…



それでもやっぱり妊孕性温存を

頑張ってよかったと思うし、

ずっと眺めてても飽きないくらい可愛いし


この子のために絶対に

長生きしなきゃなと思うにっこり

だから今後も治療を頑張る。



生まれてきてくれて本当にありがとうハート