母ちゃんの通う大学院、
そろそろ次学期、Spring 2020が
始まります。



レンタル教科書も家に届き、
あぁ、あの脳みそフル回転の、
忙しい日々に突入するんだわ。



胃の下の方、奥の方が
グググっと押されるような
緊張が身体を走ります。



オールオンラインなので、
担当教授とスカイプしたり、
課題に動画が含まれない限り、
読む・調べる・書く・考える
主な作業なのですが、
(話す、聴くがほとんどないという意味)



この、考えるってのは、
日本語しか出来ない!
英語で読んで、調べて読んで、理解して、
その次ってやっぱり日本語。
(ということを改めて思い知らされました)



英語で入ってきた情報と頭の中を
日本語で整理して、何が見えるか、
考えるのも日本語。
そして、書き出すのも日本語。
それを整えて英語に直す...



わかっていても道のり遠いです。



英語で書いたあとはgrammarlyサイトで
文法を直していました。
(教授が教えてくれ有料会員になりました。
言い回しは直せないとしても、
文法はこれでクリアできます。)



アメリカに来て、
こんなに日本語で考えて、
日本語を書き出す、
これほど日本語と向き合ったのも、
初めてでした。
(第一言語の大切さよ...)



昨学期は
3週間ごとに一単元、なイメージで、
毎週課題提出があったり、
3週間毎にまとめて課題が出たり。



教科書は一単元につき、
3-4章分くらい読むように指示があります。
2講義取るとその倍。図鑑みたいな教科書...



課題は、主に
(1) 教授に直接提出する書き物と、
(2) 課題に対するディスカッション
(3)リサーチペーパーを書き、
(4) 期末試験



クラスメイトは初めての人、
マスターもう少しで取れちゃう人、
大学卒業したばっかりから、妊婦、
50代ですっていう人もいて、バラバラ。



ディスカッションで彼らの書く文は
アカデミックで、かつ、
しっかりとした文法で書くことが
求められているので、
母ちゃんでも読める。素晴らしい。



リサーチペーパーは、
講義に関係する中から
自分のテーマを設定して、
調べることにした問いに対して、
(自ら調査を行うのではなくて)
学術論文や統計資料を10とか12とか、
いくつ以上使って、
規定枚数以上のリサーチペーパーを
仕上げるというもの。



昨学期はこれを2つ仕上げたのだが
学びが大きかった。面白い面白い。



使う論文を探すのにも
読まなくてはいけないし、
指定された論文ルールに従い、
母国語でない英語でまとめるなんて、
私にとって難易度は高かったけれど、
リサーチペーパーだけでも多くの学びになる。



つい昨年のことだけど、
よくやったなぁと感心します。



昨学期終了後、放心状態は一週間ほど続き
体の緊張が解れるまで時間がかかりました。



その時の集中力のスイッチを
再び入れるというのが、
戦に出る兵士みたいに、
気合いが必要なのだよね。



清水の舞台は、
ここにはいつも転がっている🇺🇸



前進あるのみ〜!!