明日はセンター試験で、私は去年まで大学にはいるのだと意気込んで必死だったのを思い出した。

ふてぶてしくも大丈夫だと踏んでいたくせに、周囲が許してくれるから当たり散らすことを楽しんでいたし、甘えていた。

世界が嫌いで、大好きだった

自分が嫌いで、大好きだった

今はすべてが嫌いになってしまったのに

純粋さの分、私はいろんなものを好きになれたんだろう

怖くて踏み出せない分、求める夢だけあったのだろう

そんなことを繰り返し考える私は自己中心的で、かわいそうなくらい自分に自信を持っていない

私の手は小さかったから、子供みたいに小さかったから

その手が寒がるのがかわいくて仕方なかった

ただ無造作に隠してやった子供は裏切った

出てきたのは死人の手に似てる

乾いて真っ白で、空を反射する


パウダースノーが降る街で私は忘れたころに戻ることを思った

忘れたころはいつだろう?

今はまだ忘れられない気がする、忘れたころは




ユキ、だんだん年をとるごとに迷惑に感じたり、それでも嬉しかったり…

好き、はもっときれいなところにある

私の思いはもっときれいなところにある

情けなく合意のまま殴られ、感じることがよけいにみじめを呼ぶ

感性を殺すところでなく

青年が心を殺し、文字を求めた所にある

くだらないことにしか、小さなことにしか感性を向けられない大きな孤独の中にある


もっと自分を愛してあげたい

きれいにしてあげたい

言葉を選べば手っ取り早い気がした

色を集めれば手っ取り早い気がした

人を好きになって、そのひとが振り向くのなら…


心をきれいにするってどういうことだっけ?

気がつけば正しいはなくなっていた


いつの間にか切った手の傷が痛む

汚いさかむけが痛む

仕方なく懸命に殴られた場所が痛む

私は女の子なのに、痛みは容赦ないから私が情けなくなって泣ける日がある