2022年1月27日(木)、全国的なコロナウィルス第6波の蔓延により、

再びの部活動休止。

 

同時に、所属する松岡少年剣道教室の稽古も中止。

 

間もなくひと月が経とうとしていますが、未だ沈静化の兆しを見ることは

出来ません。

 

残酷に、限られた時間は過ぎて行きます。

 

お正月明け、二週続けて企画されていた練成会、大会も揃ってなくなり、

 

秋、冬と制限される中でも積み上げて来た稽古を試す機会も失われました。

 

 

 

コテを、ただひたすらにコテを打っております。

 

実家の焼肉店が寝静まるころ、ただひたすらにコテを。

 

仕掛けて崩して打つコテ、仕掛けて反応を見て打つコテ、

 

打つように仕向けて打つコテ、間合いの外から取りに行くコテ、

 

教わった先生方との稽古を撮影していた動画の中から、

 

またネットに上げられている様々な試合動画の中から、

 

始めてしまうと、その時間に没頭することが出来ます。

 

 

雪の夜。

 

思い出すのはこの時期、数年前の自分たち。

 

同じように、ジュニア大会で今年こそは二回戦を勝つのだと。

 

何度も何度も、狭い廊下で打ち込みを繰り返し。

 

そのジュニア大会も、今年は中止の知らせ。

 

小学生たちの、なんという失意。

 

頑張っていれば、頑張っている子ほど、きっと。

 

もしかしたら、中学生最後の大会もぶっつけ本番になるかも知れない。

 

そんな中ででも、「やれることはやって来た。」を削り出したい。

 

 

ライバルのみんなは、頑張っているだろうか。

 

「高校は、どこに行くんですか・・・?」

 

昨年秋のとある大会、敗退後の僕たち親子に尋ねてくれた子がいた。

 

意識の高さに驚いたし、そういう目で見ていてくれたことが嬉しかった。

 

「うちは、多分、〇〇。一緒に出来たら、いいなあ!」

 

これは、本音で答えてしまった。

 

あの子は中学で剣を置く、あの子も、辞めてしまうらしい。

 

そんな寂しい噂が、聞こえて来る。

 

そういう時代、そういう環境なのか。

 

僕たちは、やっているよ。

 

今日も。

 

君も、頑張れ。

 

 

 

hiratapapa