引き上げる言葉。

 

昨夜の稽古、じわじわと積み上げて行くような、しんどい稽古でした(笑)。

 

もうあかん?もう一歩、出来るやろ?な監督先生の指揮、ご指導。

 

日曜日に中体連地区大会を終え、県大会に出場する4名も元立ち。

 

最後、相懸かり、相懸かり、相懸かり、追い込み、追い込み、追い込み・・・。

 

明日、学校行けるかな(笑)?と少し心配になるぐらいでしたが、

 

訓示。

 

「昨日、なんで負けたか分かる?

さっき、15分くらい懸かり稽古したかな。

オレ、あれ2時間やったことある(笑)。

もちろん、どっかで抜かな死んでまうよ(笑)。

でもな、そこまで自分を追い込む稽古が、

試合のここ言う時に力をくれる。

気持ちの面でも、技の面でも。

中学校で、そういう稽古をして来たか?」

 

 

問い詰めるようでもあり、今日の稽古を持って県大会に臨め、

 

と励ましているようでもあり(稽古後個別にアドバイスもされていました(笑))。

 

 

 

本当に凄い。

 

僕も、パパ剣士の指導補助員から、一人の少年剣道指導者として

 

一歩進み出したいと考えておりますが、とても真似できるものではなく。

 

 

「高校入ってニ週間でもうはよ

卒業したい思ったわ(笑)。

だから、お前らがどんだけしんどい

かも分かる。

逆に、それっぽいフリしてるやつも、

分かる(笑)。」

 

 

ただ厳しくすれば良いというものではなく、そこに、向かうべき方向性があるか。

 

大声で叱って間違いを正すだけではなく、そこに甘いだけではない本当の愛情があるか。

 

この一年、試合の度に監督席に帯同させて頂きましたが、

 

身振り、手振り、掛ける言葉、励まし、叱責、ユーモア、

 

自分も良い年の大人になって、まだこれだけ痺れることがあるとは(笑)。

 

おまけでもう一つ。

 

最後の礼の号令を掛けようとしたキャプテンに、

 

「あ、まだあった。

お前、合宿でM(大阪榎本剣友会キャプテン)とやったやろ?

今日、最後中学生、相掛かりとか

やっとったやん?

お前、小学生やし終わって見とったけど、

Mやったら、・・・どうするやろなあ(笑)?

考えといで。」

 

 

凄いですよね(笑)。

 

引き上げる、言葉。




(部内戦表彰式より。低学年優勝も諸事情により特別稽古を課されたS君(笑)。)

(「ポテチ食うんかい(笑)!」「オレとあいつの勝負です。」T監督先生。)

 

 

 

 

さあ、松岡少年剣道教室、夏が始まります。(^-^)