昨年はお誘いしたタイミングですでに独自での合宿を終えられており、
それでも遠征として二日間の稽古(!)を共にさせて頂いた、
大阪榎本剣友会さんと念願叶っての合同合宿が、本拠地永平寺町内で
開催されました。
今年のテーマは、「同じ釜の飯を食う。」
か、どうかは分からなかったのですが(笑)、今年は公民館を一棟借り切って
子どもたちに稽古だけではなく、寝食、お風呂、遊びも一緒に、
どうせなら指導者、保護者も一緒に(笑)、という特別プランで進行。
楽しかったですねえ(笑)。
もちろん、良い意味で準備等ものすごく大変でしたけれども(笑)、
達成感、充実感が凄かったです。
ちゃんとした内容は榎本剣友会の会長先生が記事を書いて下さっておりますので(笑)、
こちらはざあっとダイジェストで。m(--)m
二日目、ラスト。感無量の記念撮影。正しく交剣知愛。
手から変な汁が出て来ました・・・、と子どもから報告を受けた「終わらない素振り」。
榎本剣友会副会長先生による大盛り辛口メニュー(笑)。
左足、左足、左足、左足・・・、呪文のように(笑)。
動け、動け、動け。声(叫び声?)が聞こえて来るようです。
新人組さんは保護者さんも交えて明るく、楽しく。
指導者交換も一つの楽しみ。お互いに初対面、緊張の面持ち(笑)。
体育館の中は(叫び)声だらけで聴こえないので廊下でレッスン。
「あの大阪の先生テンションやばない?」
「今日は指揮うちの監督先生やない♪思っとったのにな・・・。」
(心の声はフィクションです(笑)。)
効果的なもぐもぐタイム(アメとムチ(笑))。良い笑顔!!
初日が終了、稽古お疲れ様!!!
強い強い中学生のお兄さんたちも面を外せば優しく、一緒に遊んで(?)くれます。
榎本、松岡、松岡、榎本、松岡?もうどっちの子か分かりません(笑)。
子どもたちは一足早く就寝している、はず・・・?ガールズトーク(笑)。
指導者、保護者の団体戦は延長へ(笑)。お互いに遠く離れていても
普段同じ苦労(?)を味わっているのですぐに打ち解けます。
裏方さん(むしろメイン)、本当にお疲れ様でした。m(--)m
平田も念願の榎本剣友会会長先生に真っ先に懸からせて頂きました(笑)。
お聞きしたかったことが山ほどあり、一つ一つ丁寧に話して教えて下さる先生。
(途中に松岡少剣監督先生(with芋焼酎)降臨(笑)。)
心に残ったのは、「子どもをどこに向けて育てて行くのか」。
「誰でもが日本一を目指せるわけじゃない。そのほとんどがどこかでいつか、
自分の分を知って行く。それが高校でかも知れない、大学でかも分からない、
でもその時にその子がどうあれるのか。どう育って来ているのか。
辞めるのか、腐るのか、また違う剣道を志すのか、その先に何かを見つけて行くのか。
そこに子どもを指導する一つの我々の役割、意味があるのではないか。」
ご自身は柔道の選手としてインターハイ、国体にも出場、しかしあえて自ら竹刀を
手に取ることはせず、一歩俯瞰して子どもたちを見守って来られた異色の指導歴を
持つ会長先生。息子さんは剣道、大阪代表のインターハイ選手(現剣友会指導者)。
「やってないから、出来ること、言えることってあるでしょ?」
と豪快に笑われる(笑)。しかし、目の奥には現場を見続けて来た人の
深い確信。子どもたちに対する愛情は本物。
合宿後、松岡の保護者の中からも有志で大阪、榎本剣友会に出稽古に行きたい、
という声がチラホラ。平田家もそのひとつ(笑)。
夏はもうすぐ。
繋がる剣縁、広がる世界。
竹刀一本、どこでも行けるぞ子どもたち。
今年も素晴らしい、合宿を送ることが出来ました。
またきっと、来年も。(^-^)