松岡錬成会の準備段階で、保護者の間で静かに広まっていた
ひとつのウワサがありました。
Ｔ先生の繋がりで、富山から凄い先生が来るらしい。
しかし当日、会場を見渡しても、富山から来られているチームを見ても、
なんだか、そんなオーラを発しているような先生は？見当たりません。
Ａチームのアップ終了後のＴ先生が近くにおられたので、質問。
ふふっ、と笑いながらＴ先生、
「hirataさん、ネットで、田中孝則って
調べてみて下さい。
彼は、ひとつの伝説ですよ。」
タナカ、タカノリ・・・。
グーグル検索。
http://kendo-n.jp/C004/special/01/011.htm
え。
「彼の剣道は自分の剣道観にも通じるものがあって、特に背の小さいＡちゃん
なんかは凄い勉強になるはずです。」
これは、事後報告になって本当に他の参加チームさんには申し訳なかったの
ですが、いや、松岡の剣道情報マニア（笑）の僕でも当日のその時まで知らなかったので
どうかご容赦頂きたいのですが、いやいや、でも、この目で見るまでは。
伝説も、もう何年も何年も前のことでしょうし・・・。
指導稽古の時間。
あれ、田中先生は・・・、なんだか調子が悪そう？
（見た目だけの印象です、すみません(^-^;)）
着装準備も先生方の中で一番最後ですし・・・。
ようやくよっこらしょ、という感じで、体育館の隅に。
しかし、列にはすでに目がキラッキラの松岡剣士たち（笑）。
先頭から、時期エースの5年生Ａ君、前エースの中学生Ｍ君、
現エースのＭ兄弟（笑）。さてはおぬしら、Ｔ先生に吹き込まれたな（笑）。
おお、はじまるぞ。
小さいＡ君と対峙しても、やはりそんなに大きくない田中先生・・・。
初太刀、先生の出ばなメンを左に頭をひねりながら避け、打突するＡ君（笑）。
そうそう、こういう子なんです。松岡の切り込み隊長。
しかし、次の瞬間でした・・・。
メンッ！！
コテッ！！
メンッ！！
速っ（笑）！！
きっと時間にして１秒にも満たず。
反撃のＡ君・・・！しかし・・・。
スウェイ！！
ワンハンド！！
まるでジェダイの騎士（笑）！！
そして・・・。
居付いたところに、コテェ！！
打突に合わせても、コテェ！！
コテェ！！！
え、コテってこんなに簡単だったの？と錯覚してしまうようなその技術、
タイミング・・・。
間違いない、田中孝則選手だっ！！
(重ね重ね失礼すみません。m(--)m)
Ａ君もこれだけコテを取られまくったことってないのではないだろうか。(^-^;)
傍らで一緒に見ておられたＭ兄弟のお母さま（元北海道高校女子チャンピオン）も
「今でさえこの感じですからね・・・。」と血がたぎっておられた様子（笑）。
本当に、田中先生に懸からせて頂いた多分、１０人に満たない子どもたち、
良かったねえ。松岡からは上記の４人だけでしたけれど。(^-^;)
しまったウチの娘も！と思いましたが、多分、きっと何されてるか分からないと
思いますので（笑）、もっと、ちゃんと強くなってから、またいつか。
Ｔ先生を通じての正強高校（現奈良大付属）、中央大学のご縁、遠く足を運んで
下さった高岡武道館の皆様、田中先生に感謝です。
ありがとうございました。m(--)m
月曜日の錬成会、ひとつの舞台裏でした。(^-^;)
田中先生に関しましてはどうぞ以下の二つのリンク先も。m(--)m
選手一丸の快進撃 剣道富山選抜
http://www.kitanippon.co.jp/kokutai/kokutai/aki/s1018i.html
最強の中大軍団。
