剣道は「足」である。
子どもに交じって習い始めの頃、T先生にもそう教わったっけ。
「竹刀持つのはまだまっときましょか。せやないとめちゃめちゃなりますから。」
同じ少剣の、元北海道高校生女王のMさんにも、「娘勝てないんですよー。」
「ん~。まずは足ですよ。」
娘の憧れM先輩のお母様にも、「Mちゃんみたいになってくれるといいんですが。」
「いやあ、Mだってまだ足がバタバタしてますから。」
・・・・。
足か(笑)!!
最近、やたらと耳に止まる(ようになった?)このキーワード。
気になり始めると剣道時代の関連記事にも自然、目がとまります。
「わたしも現役時代、悲鳴があがるくらい足腰を鍛えられましたが、
悪いときは足が止まり、普通だったら一本にできるような局面でも、
足がついていかず、たとえ面をとらえていても身体が流れてしまい、
旗が上がらないことがありました。
これは裏を返せば、足をしっかり鍛えておけば、多少無理な体勢から
打っても足がついていくので、姿勢の崩れは最小限にとどめることができ、
一本になる確率が上がると考えられます。打ったあと、足をしっかりと
引きつけ、体勢を整えることができれば二の太刀、三の太刀につなげる
こともでき、また、反撃されても対応可能です。」
佐藤博光教士七段
・・・足だ。
先日の北陸三県大会の低学年決勝の動画を見てみます。
出る、入る、出る・・・、と見せかけて入る!そこからの技!
ああ、足だ。決まったあの技も、この技も、きっと足が土台・・・。
でも、こういう風な足捌きは、一体どうやったら身に付くのだろう?
んー・・・。
ん?
とりあえず、思いついたことはやってみよう!
ポチッと。
アジリティラダーを購入してみました(笑)。(3,000円以内で買えました。(^-^;))
そういえば剣道時代の少年剣道指導の過去の記事で、こういうラダーを
使った稽古も取り入れています、という道場があったような。
娘も過去最高(!)ぐらいの食い付きで(子どもってこういうの大好きなんですね(^-^;))
当然竹刀を持たせて(笑)様々なパターンをまずは小一時間ほどみっちり。
どちらが速く出来るか競争したり、僕もけっこうはまりました(笑)。
「打ち」も作るけど、「足」も作りたい。
どれほどの効果があるのかは未知数ですが、とにかく続けてやってみようと思います。
・・・やたら無駄な動きが増えたりして(笑)。(^-^;)