一拍子の、小さく速いメン打ち。

 

この技の存在に気が付いたのはいつの日か・・・。

 

もう、何度も何度も書かせて頂いておりますが(笑)、

今回もそのシリーズです。(^-^;)

日曜日の大会前日の試合稽古で、またもや、大きく振りかぶる・・・!

以前よりは大分良くなってはいるものの、う~ん。

帰宅後。夜。見ていて気が付いたことを説明。

 

「このままでは、明日の試合もいつもと同じ結果になると思う。やるか?」

「うん。やる。」

 

職場の鍵を開け、修正点を伝えます。

そう、まずはそこから・・・。体重は左足、右足は軽く・・・。

 

振りかぶらずに、左手をぐっと押しながら竹刀を立て・・・。

 

踏み込み、打つべし!!イチ・ニ、ではなく、「イチ」で・・・。

 

でもこうしてコマ割りで見てみると、やはり右手がつっぱってしまう

クセだったり、足、腰からではなく、上体から、右手から打ちに

行っているのがよく分かりますね・・・。

 

「うん。今のところ、これでやってみよう。これで勝負。駄目だったら

またそこから直して行こう。」

 

「うん。」

 

そして当日。

 

右の白面が娘です。さあ、昨夜の練習の成果、見せてくれ・・・。

 

おい(笑)。

 

しばらく経過。
幸い、お相手も速いメンを打って来る選手ではなかったのですが、

うちの娘が1.5で打つとするなら1.3で振って来る感覚・・・。

タイミングが合い始め、娘と同じ始動に見えて・・・、

 

取られました(笑)。

 

飛んじゃうんですよね。試合開始のその瞬間・・・。

そして、本当に身に付いているものしかそこには出てこない。

やはり、大きなメンを振って振って振り続けて、それが削られ磨き上げられ

洗練されて行って小さな速いメンに至る。

その言説は正しい(笑)。やはりまだまだ竹刀を振っている数が足りないの

でしょう。それでも、二人で「どうやったら試合でメンを取れるのだろう?」

「勝てるのだろう?」と一生懸命考えながら挑戦することは、続けて行きたい。

親子でこれほど一つのことに熱くなるって、今までなかったんですよね(笑)。
(どちらかと言えば自分の方が暑苦しいのかも。(^-^;))
 

諦めない。

 

何度も何度も、繰り返し、積み重ねます。

きっと、その日が来ると信じています。m(--)m