日曜日の北陸三県大会。

娘は低学年チームの大将で出場させて頂きました。

もっとも現段階での並びに大した意味合いはないとは

思うのですが、性格上、そういうことをすごく意気に感じる

タイプなんですよね(笑)。

また僕も、「引き分けで回って来たら試合を決めるなあ・・・。」

とプレッシャー(笑)。

おお。試合が近づくにつれどんどん真顔に(笑)。

「体重は、左足。間合い。一拍子の速いメンを狙うこと。

思いっきりやってきな!」

 

直前、背中をポンと叩いて試合に送り出します。

結果は、石川県のチームさんの大将さんと、引き分け。
自分より大きな選手に果敢に向かって行きました。
声も出ている(もっとでもいいけど(笑))。
体重も左に載せて姿勢もいい。

打ち合いから隅に追い込まれる。
「回れ回れ!」

松岡の子たちが声を送ってくれます。

足でさばく。よし、周りも見えてるな。

そして、考えながらやっていることがとても伝わりました。

止まる。
あ、メンすりあげメン、狙ってる(笑)。
K監督先生に練習で見せて頂いた技。

決まらんけどなあ・・・(笑)。

でも、それでいい。やろうとする。

それが次につながる。

打て、打て、打て!!

ブザー。止め!試合終了・・・。
 

僕はいつも同じ言葉で迎えます。

「よく頑張った!」

 

面を外すとポロポロと涙。

 

チームを集めて、きっと厳しい言葉をかけようと思っておられた

I先生も、若干声のトーンが穏やかに(笑)。


昼食時。おにぎりをかじりながら、
「自分が大将としてチームを勝たせられなかった。」
 

(笑)。
 

半年前まで稽古がいやで泣いていた子がなあ・・・。

剣道、出来てきたじゃん。

もっともっと、一緒に稽古しよう。

低学年の決勝戦は、コートサイドで二人で見ました。
熱戦。勝敗の明暗。涙、喜び。剣士達の顔。

 

「あれ。よく見とけよ。」

 

「うん、見た。」
 

見えない一歩。重ねて行きたいです。