「集合・・・。」

昨夜のこと。

稽古開始のランニング終了時、T先生が子どもたちを集めます。

 

「なんやこれ?どないなっとんねん・・・。」

 

先生の目線の先には、ずらっときれいに一列に・・・、並んでいない、防具・・・。

ピリッと張り詰める空気。

並んでいないのは主に新人さん、初級組のもの。

上級生・・・。お前らがちゃんと

教えてやらんかい!そっからやぞ!」

 


さらに30分後、上級&中級合同クラスにて。

 

「・・・この中で、家で竹刀の手入れ

しとるやつ、手ぇあげてみい。」
 

 

・・・・・。

 

「まさか、防具は袋にいれっぱなし

ないやろなあ?
ちゃんと手入れしとるやつ、

おるか・・・?」


・・・・・。



「・・・そういうところがなあ、

剣道にでんねん!!」

「なんで負けたか?なんでいつも

一回戦で負けてとっとと帰るか?
考えたことあるやつここにおるか?」



・・・・・。



「自分の負けた相手の名前、

覚えとるか?何の技で負けたか、

何をしたらあかんかったか、

次はどうしよう?何をすればいいか、

ちゃんと考えなあかん!」


現在、松岡少剣が試合で勝てない理由、「心」編。

T先生が言葉でずっと一貫して説いておられるのは、「考えること」。

自分の頭で、考える。自分が「今」何をしないといけないのかを考える。

試合場の外でも、試合場の中でも、「見る」こと、「気付く」こと、
下級生の防具、自分の竹刀の状態、相手の名前、相手の状態、

相手の技、自分の技、・・・考えること。

一緒に稽古させて頂いていて、今回は一番しびれたかも知れません(笑)。

その他飛び出した本日のT先生語録(笑)。

「剣道はなあ、結局は気持ちや!!

相手が悪い?お前らはそこでもう

負けとんねん!!一回戦は、

どんな強いとこでも何が起こるか

分からんのやぞ!」

「運もあるよ。でもなあ、

なにで運を引き寄せるか分かるか?

そうや、練習や!!」

「お前、オレより怖い小学生に試合で

会ったことあんのか・・・?!」

 

T先生、本になると思います(笑)。m(--)m


「技術編」に続きます。がんばれ、松岡少剣!!(T-T)