2014.10
この日は、珍しく、美術館のハシゴです。
北斎を見た後に、西洋美術館の中のレストラン「すいれん」でお昼を食べました。
サンドイッチとコーヒー、これがいちばん安めで1026en也(・∀・)
世界遺産に申請中?のピロティの柱の横でご飯を食べられるのですから。
満足です。
で、フェルディナント・ホドラー。
ああ!来たかった!会いたかった!
ずっと若いころ、はやりの「地球の歩き方」を手に、バックパックを背負って、というスタイルで、ヨーロッパをウロウロしました。
ホドラーのことは、全然知らなかったのですが、チューリッヒの国立美術館、バーゼルの美術館、それからミュンヘンの美術館、どこへ行っても、ホドラーの作品があって
「この人の絵には、なんて心惹かれるんだろう」
と、強く強く心に残りました。
スイスでは、硬貨にも、ホドラーの絵が刻まれていたと思います。
偶然、ミュンヘンで合った日本人と、ホドラーの絵について、いっぱい話をしたことも思い出します。
(彼もホドラーに惹かれたと)。
帰国してから、神田の古本屋街で探しまくって、日本で前に行われた「ホドラー展」のカタログも手に入れました。
それっきり、ホドラーの絵を見る機会はなかったのですが、今回ホドラーがやってくると知ったときから、それはそれはもう、楽しみにしてました♪
で、今回行ってみて。
期待が大きすぎて、「あれ~、こんだけかあ」という印象で、ごめんなさい…。
期待が大きすぎたのが、良くなかったのよね。
風景画を集めた展示室は、空気がそこだけスイスになってる気がして、すがすがしく感じたけど。
妙に人を不安にかきたてるような「夜」が出てなかったから、インパクトに欠けたのかなあ。
でも、また会えてよかった。
それは確かです。
人も少なかったので、ゆっくり見られました。
(あまり知名度はないのよね、今も…)
今度は、チューリッヒの国立美術館展にもホドラーがあるようなので、そちらへも行ってきます♪
1600円