きょうも朝食後から日没まで、来客が絶えない一日ですっかり疲れてしまった。

連日といってよいほど、そんな毎日が続いている。

もっとも、その間に何だかんだと夜の食事会があり、二次会へと流れて、年甲斐もなく騒いでいるから疲れるのも無理はない。

 
贅沢な悩みかもしれない。 老いてなお、寂しさを感じない生活ができるのは幸せである。
願わくは、あまり長生きせずに、友人たちより早めに死にたい。
長生きして、一人減り二人減り、最後に残されることは嫌である。
 
わが身の春は遠くなるばかりだが、季節はもう春の兆しが濃くなってきた。
桜吹雪に襲われ、花筏に見とれる緩慢な春もまた良し。