今回は、人間関係で失敗して転職した体験談についてお聞きしました。

 

社会保険労務士のO.T.さん(40歳、男性)です。

どんな失敗をしましたか?

 

私がどういう人間関係で失敗したかというとそもそもの問題として私のような人間が安易に入って良いようなところでなかったというのがありました。

 

というのも、その職場は私以外は女性しかおらず、かなり年配の女性しかいないところで私のような異分子が入る余地はないところでした。

それにもかかわらず、そこの社長の一存で私がそこに入る事になったのですが、私のような仕事の経験が浅い人間が安易に入って良いところではありませんでした。

入社当初からかなり冷たい扱いを受けた事で私も居心地の悪さを感じていました。


最初は私の思い込みくらいに思っていたのですが、明らかに他の社員と他の社員では温度が差があり、長くいればいるほどそこにいるのが苦痛になりました。

特に酷いと思ったのが最初は一部の人から冷たい扱いを受けていただけだったのが最終的には職場の全員から邪魔者扱いを受けたので本当に苦痛でした。

最初に良好な人間関係を築けないと感じるようなところに入ったのが最大の間違いでした。

 

失敗の原因は何でしたか?

私がそこで人間関係を失敗してしまった最大の原因はやはりそこで多くの社員から私が全く望まれていなかったということだと思います。

 

そこでは入ってくる人間が仕事がある程度できる人間でないといけなかったのが私はそれまで全く違う業界で働いていたために即戦力になりませんでした。

それが気に入らないと思われてもう良好な人間関係を築くことができませんでした。


そういうシビアな職場にもかかわらず「社長が認めたから歓迎してもらえる」と勘違いしたのがダメでした。

 

失敗をどのように解決しましたか?

私はどういう風にしてこの失敗を解決したかというと、私は敢えてそこにしがみつくのをやめて転職することで解決しました。

もちろん、そこでの人間関係を修復できる余地があるならそこに留まるという選択もあったと思います。
 

ですが、私がその会社に入った時からずっと私を厄介者としか思ってなかった社員達との関係は完全に冷え切っており
修復が不可能なのは分かっていました。

それで私はこれ以上ここにいても私の精神衛生上良くないと思って転職を決意しました。
 

いくらこちらが良好な関係を築こうと思っても相手がその気がないのではどうしようもないです。

それで私は勇気を出して転職を決意しました。
 

おかげでまた平穏な日常を取り戻せました。

 

人間関係で失敗した新入社員へのアドバイス

人間関係に失敗したし新入社員に言いたいのは修復ができそうだという感じがあればそこにいるのもありです。
 

ですが、場合によっては決定的にこじれているということもあります。

そのような時はその会社にずっと居続ける以外の道も模索する事が大事です。

 

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