【プロローグ】


それは、夢だったのかもしれません。






らふはやっと取れた休日を、

どう過ごそうか迷っていました。



『遠出をしようと思っても

急に電話がかかってきて、

休日出勤を命じられるかもしれない・・・。


結局らふは忙殺されて、楽しいことなんて

およびじゃない人生を送るだけなんだ』



そう思うと気が重く、もう何もかも

投げ出してしまいたい気分になるのでした。





『むしゃくしゃして、ほんとに

何もかもが嫌っ。



そうだ☆何も考えずに電車に乗って、

気分次第で降りて散策するというのも

いいかもしれない・・・ニコニコ



そう考えたらふは、やっと家を後にしたのでした。







電車に揺られてぼ~っとしていると、

次の駅は『表参道』というアナウンスがかすかに

聞こえてきました。





『ああ、そういえば昔ストリートダンスをやってた頃・・・



みんなで一生懸命に練習して


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だんだん形になってきて、


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初めて揃って出来たのが

この地だったなぁ^^ 』




そう思うと、自然に腰が持ち上がり、

駅に降り立ったのでした。







『なんだか昔と違うような・・・?』




違和感がありました。




『最近来ていなかったから?』



そのようなレベルではない、なんとも言えない

違和感があったのです。






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『イケメンのいる店が増えたからかな?ハァハァ←汗



いいえ、それは普通に違うはず。← (´Д`;)



ではなんだろう?』




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『何かが足りない・・・』


そんな気がしました。




『ここは本当にらふの住んでいる世界なのかしら?



あはっ。

一瞬でも何を考えているんだろう?

当たり前じゃない。



では何なのだろう・・・』







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『柱の影かららふのことを覗いて見てる女子がいる・・・。

違和感はそれかな?


いや違う・・・』




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「らぁ~ふ~を探せ!」

(ウォーリーを探せ風)


じゃなくて・・・』



らふはこの世界にいる人々にも違和感を

感じ始めていました。


『こんなに、肩が触れ合うほど近くに人が

いるのに、なんで距離を感じるんだろう・・・』




その違和感に、程なくして思い当たりました。




誰も言葉を発していない。



誰も他人を気にしていない。



静か・・・静か過ぎるのです。




冷たくて、重い重い空気がそこに充満していくのを、

らふは肌で感じました。







ここに降り立っては、いけなかったのではないか。



そう思った瞬間!






らふはめまいに襲われました。


「うぅ・・・」



そして次に目を開けたときには・・・。





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いつものざわめきが、街に戻っていました。




めまいの起こる前にあった

あの違和感も、もうどこにもありません。





あれは・・・。


なんだったのでしょう。







【エピローグ】



今でもそのときの事を思い出すと、

背筋に冷たいモノが静かに流れます。



あれは夢、それとも現実だった・・・?



今となっては分かりません。

けれどひとつ、確信したことがあります。


それは・・・。



『あんな世界に行くのなら・・・。


らふはこの先、どんなに大変なことが

あろうとも、この世界で生きていく! 


この世界にはまだきっと、らふが知らないだけで

楽しいことがいっぱいあるはずだから!キラキラ




根拠はなにもないんですけれど・・・ね。




-END-







うふふ。

ぴぐに行ったら偶然バグの世界に迷い込んでしまったので、

面白いからバシャバシャ写真と撮って遊んでみましたょ。


スピンヘッドの面々は、偶然居合わせたメンズたちです。

遊んでくれてありがとうございます~^^

(ちなみにぐっぴぐしてくださいと言っているのは後ろにいる

女の子で、一緒に遊んだメンズではないぞよw)


と、楽しく遊んだのですが、物語はぜんぜん楽しくない感じに

仕上がりました(笑)


もちろん全てフィクションでつよw





ということで、一応決まり文句みたいのをひとつ・・・www


皆さんはどちらの世界がお好みですか?