らふすけっちのブログ-SH35018100010001.jpg


本日はジュエリーの専門家、
ジュエリーコーディネーターとして
お話しさせて頂きますね^^

といってもいつもの調子ですので、
ご安心くださいませw

最近、真珠のTV通販等で『花珠』という
言葉を耳にする事はありませんか?


業界では昔から『花珠』という名称は
存在していました。


ではどんな真珠を『花珠』と呼ぶのでしょう?


答えは最上級の真珠に対してです。



ラウンド形(〇)で
傷がなく、巻きが厚く
照り(輝き)もスバラシイ物。


ダイヤモンドで言えば、Dカラー(無色)・
エクセレントカット(輝きの素晴らしい正確なカット)・
フローレス(内包物が無い)

そんな感じです。


もちろん大きいものの方が価値があります。


そして判り辛いですが、
そんな正真正銘の『花珠』を写してみた
のが、上記の写真です。

『花珠』は真ん中の一粒ルースと
奥にあるネックレスが該当しています。



特に真ん中のルースは、業界大手の
田〇真珠の会長さんの花珠コレクションの
中から分けて頂いたものですから別格です。
(勿論、隠れ家の管理人の一人が、です。
私もお供して目の保養はしました…w)


その美しさは群を抜いており、照りというより
ぬめりを感じる程の、艶めいた
魅力を持っています。


ところが最近は『花珠』と呼べない
ようなモノまで含まれている事が多いのです。


しかも真珠屋さんが勝手に鑑別書を発行して
『花珠と認める』とか書いたりするんです(-"-;)


なぜ、そんな事がまかり通るのか。

それはダイヤモンドと違い、
真珠には明確な基準が存在しないからです。

宝石商独自に基準を作ったりは
しているのですが、独自なだけに
野放し状態が続いているのです。

あぁ。嘆かわしや…

という事で、高価な宝飾品選びはぜひ、
自分の目を肥やしてからにして
欲しい!と思うらふなのでした。


※因みに普段はラウンド形の真珠に
興味のないらふですが、正真正銘花珠には
やはり魅力を感じるのでしたドキドキ