この詩は繚さんの詩『ザラツキ』への返詩です。

元詩はこちら→ CLINKER’S DIALY『ザラツキ』




『赤と白』

            by らふすけっち





赤い花・・・

とても甘美で魅惑的


誰もが 種を持っている





けれど所詮は 毒の花


咲かせた後は 苦しむの


不幸の花粉も 撒き散らす





だから 照る照る太陽は


強く強く 照りつけて 


二葉を枯らす


何度でも。





不幸の中の 魅惑の花


赤はマヤカシ 花の色

それでもあなたは 赤が良い?






人は誰しも花 咲かす

それなら 白にしましょうか
 
少し時間は かかるけど


必ず花咲く 白い永久(とわ)・・・




END


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【あとがき】



花の色を何に例えているのか、敢えては書きません。


今回は、すごく道徳的になってしまいました。


でも、これが答え。


これが答えということにしてください。




らふの願いは・・・


誰もが白い花を咲かせられますように・・・


それだけです。



                        らふすけっち