こんにちは!親子問題カウンセラー 竹島雅美です。
きょうのお題は「親のモラハラに気づいていない人」です。

電球親との関係のちょっとした疑問に、ブログ上でお答えします。ご相談者さまの生年月日、出生時刻と場所をお書き添えの上、info@watashiraku.com までお寄せください。

子どもは自分の育つ環境を、何の疑いもなく受け入れます。そして、その時々の感情が、そのまま人生を生きていくベースとして、金太郎あめのように刷り込まれていきます。

日々親からモラハラを受けて、悲しい、くやしい、自分が悪い子、などの感情を日々抱いていると、それが当たり前になるのです。

すると、何か問題が起きれば、条件反射で自己イメージにネガティブなバイアスがかかってしまいます。

自分の生きづらさはどこから来るのか。親のモラハラが原因だと気づかないと、いつまでも親に洗脳され続けてしまいます。

親のモラハラは巧妙、親なら何を言っても許されると思っています。そこにまず気づくこと。

気づくことは最初の一歩。気づいただけでは、感情のクセは直りません。そこから時間をかけて、親の口ぐせを否定し、自分が感じるままに行動できるようにするのです。

ある母親は、自分が体調悪いときは電話するから必ず出るように、と脅迫します。深夜であろうとお構いなし。出なかったら、自分が死んだらどうするつもりだムキー、と子どもを詰ります。

子どもに罪悪感を植え付けるのです。言われた側は、いつ電話がかかるかビクビクしなければなりません。

でも冷静に考えて、翌日仕事があるのに、深夜も電話対応しなければいけない理由なんかありません。そんなに体調が不安なら、母親自身でその対策を打つべきなのです。

親から、おまえは親不孝、思いやりがない、と責められても、ああそうですか、とスルーする強さを身につけましょう。

そのような親は、あなたのことなど、これっぽも思いやっていません。思いやりがないのは、親の側なのです。