昨日

祖母に会いに行ってきました




もう永くはないと聞かされてから


行かなきゃと思いつつ、行けなくて






母から

祖母が今週持つかどうかと医者から言われたと連絡があり



どうにか行くことができました






3年ぶりに見るばあちゃん





痩せてしまって骨と皮だけになっていました







ばあちゃんじゃないみたい









3年前に見たばあちゃんは


痩せてはいたけれどまだ面影があって

ばあちゃんだとわかったのに







にぎやかしくしゃべっていると


少し目を開けて私を見てくれた




きっと



「誰?」


って感覚なのかな







すぐに見慣れた叔母の顔に目線を変えられた




ほんの少し笑ったらしい




わかってくれたのかな?






普段は辛いのかあんまり目は開けないらしいので



目を開けた姿をいっぱい見られてよかった





夏休みには

よくばあちゃん家に泊まりに来ていた


母が子宮筋腫の手術で入院したときも

お世話になった


母がぎっくり腰になったときも

世話をしに来てくれた



ガタイもよくて厳しいおばあちゃんだったな





でも今は


そんな面影ひとつもなくて




なんだかんだ精一杯かわいがってもらってたのに


長いこと会いにも来ないで

ばあちゃん不幸しちゃったかなって


物凄く申し訳ない気持ちがこみ上げてきた


ごめんね、ばあちゃん





寝たきりになる前

一度遊びに行った時

一緒にお昼を食べた



既に認知症でいわゆる「ボケ」が始まっていた



今ご飯を食べたのに「わしのご飯無いの?」と探し回って

お腹いっぱいな感覚も麻痺してご飯を食べ始める


私や母を「あんた誰?」と言ってみたり


病気だとわかっていても

そんなばあちゃんの姿を見たくなくて会いに行かなくなった


もっと気軽に考えて付き合ってあげればよかった


そしたらばあちゃんはもっと笑えてたかもしれないね





いまさらだし


もう時間は取り戻せないけど




今は会いに行くことでしかできないけれど


精一杯の恩返しをしたいと思います