午後からお仕事に行き
定時で帰宅
旦那くんと準備をして
再度私の実家へ
そこには予期せぬ出来事が
実家に着いて
一番最初に目に入ったもの
玄関先にベビーカー…
私の知ってる限りで
親戚や祭に呼ぶような知り合いで
ベビーカーを使うような赤ちゃんがいる人は
いないはずでした
中に入ると
三歳くらいの男の子と
一歳になるかならないかの女の子
伯父さんの再婚相手の娘さんの子供…
私は挨拶もそこそこに
席に着いたけれど
ちびっこの方は向けず
母には「普通の顔してなさい」と言われたけど
普通に取り繕おうとすれば
泣いてしまうのが目に見えていたので
ふて腐れた顔のまま
来るなとはいわない
なんで連れて来ることをいってくれなかったのか…
心構えがあれはなんとか我慢できるのに
不意打ちは無理だ
ふて腐れてる間に
ちびっ子達の相手をする自分の両親に
腹立たしくもなったけど
それと同時に
孫を抱かせてあげられなかったことが悔しくて
それを考えてしまって
嗚咽をあげるくらい泣いてしまいました…
私の様子に
神社に行ってくると出ていった
せっかくのお祭りだったのに
伯父さんの再婚相手と娘親子を
追い出してしまう形になってしまった
その後は何もなかったかのように過ごすことで精一杯でした
夜店で玻那ヘのお土産を買いに出掛けた
旦那くんが
「おじさん、謝ってたよ。
俺は玻那と同じって見るから小さい子見ても何とも思わんけどね」
そう言った
そうだね
玻那だと思えば優しい気持ちでいられるだろうね
でも違うんだ
私の中に生まれる感情は
小さな子供への想いじゃないんだよ
その母親へと嫉妬と羨望
そして自責の念
それしかない
それを感じると同時に
そう思ってる自分に腹が立ってくる
私は小さな子供に玻那を重ね合わせて見ることはほとんどない
だって玻那じゃないもん
でも
こういう話をしたのは初めてだったかもしれないね
夜の曳き山を見ながら
自分の気持ちや旦那くんの気持ちを考えたのでした
そのあと
玻那ヘのお土産にベビーカステラを買おうと
毎年買う夜店を探したら
かなりの行列
地元の人間以外にも広まってしまったのかしら
なので
翌日の今日
朝から並んで買ってきた
早速玻那にプレゼント
玻那
お祭り楽しんだかなぁ?
またママは泣いちゃったけど
いつか泣かないようになれるように
強くなるよ
カステラ食べて待っててね
応援していただけると
励みになります