私は、戸籍上男でありますが、心の中にはいつも女性が住み着いています。
皆さんに、カムします。
私は、小さい時はやんちゃな男の子でした。
友達と、クワガタを採りに行ったり、探検ごっこをしたり・・・・
まぁ普通のやんちゃボウズでした。

ある日、友達と商店街を歩いていた時・・・知らないおじさんに・・・友達に向かって
「可愛い彼女連れているじゃない、ガキのくせに生意気だ」
と、私は女扱いです。

小学校6年生の夏、隣の市に一人で遊びに行ったとき(城址後公園)の広場で、四葉のクローバーを探していた時に、汚いおじさん二人に・・・「お嬢ちゃん、遊ぼうよ・・・おこずかいあげるからさー」
と甘い一言・・・

何の意味だろうと、興味を持ちおじさん達の所にいったら「声を出すな、これからやる事は内緒だぞ!」と私の体を求めました。言わば強姦です。

私の心はこの時点で弾けました!(自分、女性にしか見られてない・・・女なんだ)
中高と、ヤンキーをやって親を沢山泣かせ・・・同級生・教師には性対象として見られ・・・
私の青春時代は荒んでいました。

でも親は投げ出さず、戦ってくれました。決して見下さず、父親は諭す様に怒ってくれました。暴力とは無縁の父、激情型の母・・・

たして2で割ってちょうど良い感じの両親・・・

母の手料理は、愛情と温もりが入っていました。この料理で私は大きくなれたのです。
父が汗水垂らして、死に物狂いで働き、私達親子を養ってもらったあの勇気・・・

私には過ぎた両親です。

それを、私は最大の親不孝をしてしまいました。睾丸を全摘し、子孫を残せない体にしてしまったのです。最大の親不孝です・・・

でも、両親はこんな私にも、優しく接してくれたのです。

ああ・・・親って暖かいな~
ああ・・・親ってすごいな~
ああ・・・親って何てでかい存在なんだー

早く、芸能界で成功して、頑張っている姿を、実家のTVや多方面のメディアで見せてあげたい。不純な気持ちで、この思いを突き通している訳ではありません。自分で選択した責任もありますが、この世界で頑張っているぞ!この世界でおちゃらけて仕事してないぞ!死ぬ覚悟で頑張っています。今は極貧でも構わない、雨露しのげて、温かいご飯とお風呂に入れれば、グッチ、カルティエ、シャネルなんてブランド物なんていらない。ただ頑張るのみです。

おちゃらけた事はしたくないのです。これは、俳優としてのプライドです。毎日、芝居芝居芝居・・・これしか頭にないのです。

ここまで、やれる根性をつけてくれた両親に大感謝です。

心から有難う御座います。

正統派の俳優を目指して・・・・