2重人格少女との恋愛秘話
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第一章 チャット

第一章 チャット

「ありがとう、そしてさようなら・・・」



私は平凡な大学生で毎日学校に通っている


いつも同じ日々の繰り返しに憤りを感じさえしていた
そんな中、ある友人の言葉がきっかけで
今まで体験したことのないものにこれから直面していく



いつものように私は大学で講義を受けていた
そんな中隣に座っていた友人が声をかけてきた


「おれさ、最近チャットにはまってんだよね」


「チャットって何?」


「インターネット上で知らない人と会話すんだよ。
やってみろよ。まじ、楽しいって!もしかして知らない?」


私に興味はなかったが友達はやたら薦めてきたので
じゃあ今度やってみるよとだけ言ってその場を紛らした


学校が終わり家に帰って相変わらず自分の時間に浸っていると
その友人から一通のメールが届いた


(チャットやってみた?明日感想聞かせろよ!)


私はそんな友人にしつこさを覚えながらもパソコンを開いてみた
やり方は聞いていたので早速チャットルームにはいってみた。


中ではくだらないような話しが永遠と続いている


やっぱり、つまらないと思いやめようとしたところに
パソコンの画面にウィンドウが表示された

誰かが話しかけてきたらしい


メインで話している画面とは別に2人で話せるらしい


「こんにちは、チャット初めて?」


「はい、そうですけど・・・」


「そうなんだぁ、見かけないと思ったからちょっと声かけてみたんだよ!」


「そうですか、ありがとうございます」


何とも普通の話のどうでもいい話をしてくる人だなと思いながらも
暇だったし少し話をしてみることにした


「おれはここのチャットの常連なんだけどね、チャットって楽しいよ
まだ、たばこさんにはわからないとは思うけどねw」


わたしのHNはたばこだった
HNは何でもよかったのだがたばこは私の日常生活に欠かせないもの
だったのでなんとなくつけてみたのだった


「そうですね、まだ全然わからないですね。楽しくなさそうだから
やめようと思っていました」


「えっ、全然やってないのにやめるの?もったいない!!いっぱい楽しいことあるよ。
オフ会とかもあるしね!オフ会って知ってる?」


「いや、知らないですね。何ですか?」


「オフ会ってインターネット上で仲良くなった人達と実際に会うことだよ。
オフラインで会うってことからきてるんだよ!」


私にはあんまり信じることができなかった。たとえネット上で仲良くなっても
会うなんて何考えているんだ、ぐらいの気持ちだった


「そうなんですか、それが楽しいんですか?」


「やっぱり、ネット上で話すのとは少し違うからね。この人はこんなんだろうとか
考えていたのに実際会ったりするとえっとか思ったりするからねw」


「確かに、それはあるかもしれないですね」



私はとりあえず相槌をうったがどうでもいい話だった



「それに、実際に会った女とやったしなw」


ん?馬鹿な女がいるんだなとも思ったがちょっと考えることがいくつかあった
私は自慢ではないが女の子からよくもてた。今まで女に苦労したことはなかった。
だから、その人がセックスしたことには興味はなかったが
チャットで仲良くなっただけで知らない女とセックスできてしまうことには
興味がないわけがない


性欲が旺盛な大学生なのだから


それから少し話を聞いていくうちにちょっと遊んでみるかなって思う自分がそこにいた
十分話を聞いたところでお礼だけ言ってその場をあとにした



私はバイトをしている。夜のバーで働いている
やはり、夜が自給もいいしいろいろな出会いがある
特にこういう仕事だといろいろな話もきけるからだ


今日は平日ということもあり客足は少なかったが
常連の客はあいかわらずきていた


「やっときたね☆待ってたよぉ」


「お疲れ様です。今日も来てくれたんですね。」


「当たり前じゃん!いつもりゅうに会いに来てるんだよぉ!」


「ありがとうございます。ゆっくり楽しんでくださいね☆」



いつもの客だ。おれ目当てで来ているのはわかっている

だが、他の客の手前そんなに仲良くはできない


いつもどおり話を聞きながら時間ばかりが過ぎていく
客はだんだん減っていきあの客だけになった。いつものことだが・・・


店長はいつも先に帰ってしまう
おれが店をいつも閉めて帰っている
6時になったので店を片付け始めたとき
その女が話しかけてきた


「ねぇ、りゅう私のこと好き?」


「ああ、いつも好きだっていってるじゃん」


「もっと、気持ち込めて言ってよぉ」


「おれは気持ち込めて言ってるけど気に入らないなら帰れよ」


「ごめん、嘘だよぉ」


この女はおれに溺れていた
来るときにはいつも最後までいておれを家につれて帰る
そしていつものようにセックスをするだけだった
しかし、今日は体が疲れていたので帰ることにした


「おれ今日は帰るわ」


「えー、ずっと終わるの待ってたのに・・・」


「おれは待ってくれって言った覚えはないけど」


女はこれ以上何を言っても無駄と悟ったのか重い腰をあげて
勘定を払いにきた


「今度はちゃんとうちに来てね」


「わかったよ」


お金を支払うとふらふらしなが

ら明るい外にでていった


私も学校があるのですぐに店をしめ外にでた
外はもう明るくなり小鳥のさえずりさえ聞こえてくる



この瞬間だけはすべての時間がとまってほしいと感じる唯一の時だった
私は家に帰りシャワーを浴びていつものように学校へ向かった・・・