近所の
ビルの谷間から見た
夕景
随分と陽の沈む位置が
冬ゾーンになって来たな、と
思った。
そういえば
もうじき、立冬だっけ…
年賀状の心配が始まった途端
喪中ハガキが、連日届く。
あぁ
いくら巷がクリスマス色に
満たされて行こうとも
なぜか私の気分は
優れぬまま。
ふと
あんな夫でも
生きていれば
生活費の心配は、やなかったはず
なんて思ってみたりするけれど
同じ次元で
楽しみも感動も
悲しみも孤独も
分かち合えるヒトではなかったので
全てが仕方ない、
と思って
その時々の環境に
自分がどんどん
慣れていくしかない。
人生って
何をもって「充実」だとか
「幸せ」だとか
言うんだろうね。