岡本太郎・自分の中に毒を持てについて、飲みの場で同席者に議論をふっかけられたけど
読んだの4年ぐらい前でうまく返答できなかったもやもやを日記にぶつけちゃう。
芸術とは醜いものである、が芸術の本質ではない。
芸術とは醜くなければならない、が彼の芸術に課した命題である。
人の心の爆発を誘導する道具であり、「問題提起」を行うものが芸術。
人の心の奥を突き動かすような衝動を駆り立てるものでなければならない。
うつくしいもの・わかりやすいものはそのものにある心地よさに包まれてしまい、
それ以上突っ込んで考えることが難しくなる。
なので、芸術は醜くなければならずいやったらしくなければならない。
ざっくり言うと、
「俺ら本気で考えたことを、パッと見で「わからない」って言うんじゃなくて
今までのものの見方・考え方を疑うつもりで自分の内部を掘り下げて見てほしい。
そうする事であなた自身が変わっていけるのさ。」
ってことだと思う。
多分、時代背景として高度成長期になって家電3種の神器とか
サラリーマン世帯・専業主婦に子供二人の核家族みたいな大きな物語が
知らず知らずのうちに示されててみんなわかりやすいほうにまとまっていく流れの中
それは自分の意思で是としてやっていることなのか?
「あたりまえ」だとおもっているからそこに落ちるいているのではないか?
という、自分にスタンスはあるのか?という警鐘を鳴らしたかったのかな。なんて当時思った気がする。
見聞きしたものを単純に飲み込んでいくのではなく、
噛み砕きつつ時に吐き出しつつ自分の意見・スタンスを養う。
それが「自分の中に毒を持て」って事。
彼があの本で説きたかったのは、芸術論よりもむしろ人の生きる姿勢なのだと思う。
結局、うまくまとまらないですね。
あー、またじっくり読み直したい。なんで実家に置いてきてしまったのだろう。