クリスマスが今年"は"やってきた~♪
「高校生にクリスマスはない。淡々と粛々といつも通り課題をこなす。」高校生になってから私の1年の行事から姿を消していたクリスマス。イヴにシスターとふたりでクリスマスディナーを作って、寝るまえにクリスマスツリーの下のプレゼントをふたりで数えて、映画を見た後に「サンタってホットミルクとクッキーなんだね」と暖炉の前に牛乳とクッキーを置いて寝ました。こんなにクリスマスが楽しみだったのは何年間ぶりでしょうか。きっと、幼稚園か小学校の低学年ぶりだったと思います。クリスマスの朝、ツリーの下を見るとプレゼントの周りを電車がはしっていて、まるで映画の中のクリスマス!!ホストペアレンツからの10個のプレゼントを1つずつ開けました。毎年クリスマスの時期に妹とクリスマスプレゼントに服を買ってほしいと母に交渉すると「お母さんのクリスマスプレゼントは大きくなるにつれてオモチャから俵饅頭に変わって、最終的にはお金だったわよ!」と話してくれるので、正直私もホストペアレンツも無難な物を選ぶのだろうと勝手に思っていたのですが、何気なく話した会話を覚えてくださっていたり、私の帰国時に持ち帰りやすいようにと配慮してくださったりと、3ヶ月しか一緒に生活していない私とスペイン人のシスターのことを沢山考えて選んでくださったことが伝わってくるプレゼントで本当に心があたたまりました。ありがとうございました。クリスマスの夜にシスターと「きっとサンタはいるよね」と、忘れていた何かを取り戻すことのできたような気がしたクリスマスでした。





