【おすすめ本】ありのままの子育て 自閉症の息子と共に ＜明石洋子＞

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決まり次第、9月のご案内をさせていただきます。

お楽しみに♪

先月七夕に開催された

るるるのフォーラムで

長男いっぽんについてお話させていただいた際に、

聞きに下さっていた

伊丹カモンのあっきーさんから

「明石洋子さんの再来」と言っていただいたのですが、

私は不勉強な事に存じ上げておりませんでした。

花の先輩ママさんからも

明石洋子さんを知らないなんて

「モグリ」だと冷やかされもしました

そんなわけで先月、

ポチリとしていたのですが、

ようやく帰省中に読めました。

『ありのままの子育て

自閉症の息子と共に①』

明石洋子/ぶどう社

まず本を開いてびっくり。

6月28日に亡くなられた佐々木正美先生からの寄稿文。

佐々木正美先生がノースカロライナ州で

学んできたことは既に

明石洋子は経験から息子の徹之さんにされていたとのこと。

寄稿文を読むだけで

明石洋子の凄さが伝わってきました。

…いや、アッキーさん本当に買いかぶりですよ。

とこの時点で確信。

今から30年以上も前のことです。

自閉症が母親の育て方の悪さに起因すると

言われていた時代。

今よりもずっとずっと肩身が狭かった時代だと思います。

そんな時代に

徹之さんの多動を武器（？）に

ご近所さんを楽しく巻き込み

たくさんの名もなき支援者を作り、

地域で暮らすための努力をされてお母さんでした。

地域にスイミング教室やスケート教室、

キャンプを作ったり、自宅を開放したり、

障害があろうがなかろうが、

ご近所さんを招き入れる、

持っているスキルを惜しみなく出す。

徹之さんが何かトラブルを起こした時も

ただ謝るだけでは終わらない…

いや、もう本当にスーパーマザー。

誰もが真似できる母ではない。

だけど、色んな事を迷っている人に

人は人との繋がりの中で

変化していく事がとてもよくわかる本です。

この本には、佐賀県でご活躍の

服巻智子先生が学生ボランティアとして登場します。

その繋がりや母が地域に残したものの大きさに

後を行く一人として感銘を受けました。

母には専門家にも出来ないことが

できるのかもしれない。

母の可能性を感じさせてくれる一冊です。

次は、②を読みます♪

ひかり

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