宝塚発達コミュニティ 花
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2017年6月15日(木) 9:30~
交流会@西公民館 パーティルーム
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2017年7月7日(金) 10:00~
るるるのフォーラム@西宮フレンテホール
代表ひかりがフォーラムでお話します。
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こんばんは、
連日NHKでは
発達障害の番組があり、
夕方からの家事にも気合が入ります
(早く寝かしつけて見たいから)
今日もハートネットTVでありますよ♪
その他番組一覧はこちら。
再放送は記事内のリンクをクリックすると予定が見られます。
さて、今日はおすすめ本の紹介です。
『自閉症・アスペルガー症候群「自分のこと」のおしえ方ー診断説明・告知マニュアルー』
吉田友子著 Gakken
まだまだ全然告知なんて雰囲気じゃないし、
日常会話でも発達障害の話をするし、
本棚も沢山の本が普通にあるので、
自然と知っていくんだろうな~と思っていて、
全然告知に興味があるわけじゃなかったのですが、
こちらの本、本屋さんで中身をパラパラと見て、
子どもにわかりやすく説明するための
スライドが大人である私にも
本当にわかりやすくて購入しました。
最初から丁寧に読み進めると、
発達障害に対する捉え方が前向きで
日頃ちょっとした違和感を感じていたものが
スッと通る感覚がありました。
例えば、
自閉症スペクトラムは、
欠落ではなくて認知スタイルの違い。
支援は認知特性をなくすことでも
薄めることでもない。
自分の認知スタイルに気付き、
自分で胸を張って自分に合った方法を選択し、
自分の認知スタイルを生涯活用していけること。
また、伝える私たちが、
発達障害をどのように捉えているかが
色濃く反映されるそうなので、
日頃から子どもを取り巻く大人が
しっかり勉強して
正しい知識持っている事って大事だなぁと思いました。
その手掛かりにもなる本です。
それから私がいいな~と思うのは、
著者が臨床で試行錯誤した過程が
書かれていることです。
うまくいかなかった方法も書かれていて、
飾らず過程を書いてくれていることで、
こちらの本で紹介されている
現在の告知のためのスライドの様式への
理解も深まりました。
他にも、杓子定規じゃなくて
一人ひとりの子どもたちの成長や状況に応じて
告知するというとこに、とても共感しました。
それから、私が読み進めて気付いた事は、
子どもへの「告知」なのですが、
この説明が、保護者の心のケアにも繋がるのでは
ということ。
ひとつひとつ
子どもに分かりやすい言葉で
脳のタイプの違いを説明し、
「やりようがある」という事を伝え、
強みを活かすための工夫ををすれば大丈夫だと、
とても分かりやすい説明で書いてくれています。
これ、子どもの診断の時に
私が同じように説明を聞きたかったな、と思いました。
私は、ある程度は知識はありましたし、
別に診断受けたから、この子の何かが変わるなんて
一ミリも思ってはいなかったけれど、
どうしていいかは分かりませんでした。
そんな中で
障害名だけを告げられて、見通しも持てず
予期不安はありました。
この本を読んで、
その時の心の詰まりが
スッと抜けた気がしました。
ぜひ、子どもに発達障害があるって分かって
苦しい方にも読んでもらいたいと思います。
やっぱり発達キッズに分かりやすいものは
みんなにとっても分かりやすいのだと
実感する本でした。
もちろん告知については
タイミングや方法、
その後の対応、注意点についてなども
とても細かく書かれています。
私は、この本めちゃくちゃ良書だと思います。
何度も読み返したいです。
発達キッズに関わる方、
保育士さん、先生、相談業務をされている方にも
ぜひ読んで参考にしていただきたいと思います。
関わりのヒントも盛りだくさんです。
お近くの書店にない場合は
こちらもご活用ください。
自閉症・アスペルガー症候群「自分のこと」のおしえ方 診断説明・告知マニュアル (学研のヒューマンケアブックス) [ 吉田友子 ]
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ひかり
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