こんにちは、ひかりです
いっぽんは明日から
アレルギー治療のため
4日間入院いたします
寺なし、幼稚園なし、公園なし!
病棟に4日間缶詰。
一体どうなっちゃうのか完全に未知数
今日は、午前中は
水槽の掃除をし、
お花を植えました
午後からは
いっぽんのエネルギー充電のために
思いっきり身体を動かしてきます
さて、昨日に引き続き
芸術の秋ってことで
(運動会疲労で動けず、とも言う)
お家に引きこもって映画鑑賞。
夫は子どもたちを連れ出してくれて
感謝、感謝
『くちづけ』
原作・脚本 宅間孝行
監督 堤幸彦
主演 竹中直人 貫地谷しほり 宅間孝之
公開当時、私は
日々をやりくりするのに精一杯で
いっぽんと朝7時から公園に出掛けていたので
世の中のことはあまり知りませんでした
というわけで、この作品を知ったのも最近。
主演のおひとりである竹中直人さんの
役名が「いっぽん」に惹かれて(笑)
竹中直人さんの役どころは
知的障がいの娘の父。
「ひまわり荘」という知的障がい者の自立支援施設での
日常と悲喜こもごもが描かれています。
軽い気持ちで観はじめたので胸えぐられました。
作品は、もともと
宅間さんが、末期がんの父親が知的障がい者の子どもを殺したという
小さな新聞記事を見つけたことがきっかけで
舞台の脚本を書かれたそうです。
その舞台を見て衝撃を受けた堤監督が
もっと世の中に広く伝えるべきだと
映画化したということでした。
特典映像のインタビューで
お二人がお話されていました。
今の日本の社会そのものを問う
観ている私たちに牙を剥く、
ハートフルさと社会性の
相反する内容が、
1本に凝縮されていて
今もまだ、感想をうまく噛み砕けないでいます。
前日にBS-TBSで
を観ていて、
その中に心中した家族も出てきました。
私も他害がひどかった頃にチラついたことがあります。
昨日の今日で
内容がオーバーラップする部分もあり
胸が締め付けられました。
内容は、ネット見ても賛否あって、
私も色んな感想がありますが、
役者さんは皆さん素敵でした。
知的の方の世界観も
うまく表現されていて、
彼らの世界を知ってもらうきっかけになると
いいな、と思いました♪
そもそも論みたいな話ですが、
新聞の小さな記事を読んだことから
作品を作って、結果的に優しくも厳しく世に問うことをした
宅間さんはじめとした、
みなさんの想いに
私はとにかく感動しました。
心ある作品に
胸張って生きられるように
私自身も襟を正して生きていきたいな
道連れ、心中、殺人
障害があることで生まれる不幸が
起こらないように、
『花』として、できることを
続けていきたいと思います。
もし、これを読んだ方で
苦しい気持ちを抱えていらっしゃったら
遠慮なく連絡くださいね。
ひかり
![]() くちづけ [ 貫地谷しほり ]
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![]() くちづけ [ 宅間孝行 ]
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