こんにちは
イギリスでの私の体外受精の備忘録です。
現在38歳。原因不明の不妊です。
これまでの経緯
2017年
結婚。ロンドンから夫の住む今の地域へ引っ越した為、生活の変化や仕事の影響で精神的に不安定になる。
2020年
本格的に妊活開始 (コロナで諸々の検査が遅れる)
自己流タイミング法
FSH 若干高め (Day2 11.7 U/L)
LH 基準値内 (Day2 3.0 U/L)
E2 若干低め (Day2 185 pmol/L)
2021年
自己流タイミング法
卵管造影検査 (異常なし)
子宮鏡検査 (小さなポリープ切除)
体外受精 相談
→酒好き夫婦お酒をやめる
9月 自然妊娠→化学流産
10-11月 自然妊娠→化学流産
AMH 28.03 pmol/L (約3.93ng/ml)
2022年
2月 自己流タイミング→化学流産の様な出血
3月 体外受精 1サイクル目開始
分割期胚2個移植
→判定日前に出血 リセット
5月 不妊鍼灸 開始
待ちに待ったドクターとのfollow upコンサルテーションがありました。
(もう先月の話ですが、今更書いてみます。)
ビデオ通話でのコンサルテーションです。
事前に夫婦でできる限りの情報を集め、(着床障害に関する情報中心)万全の状態で望みました
当初は
「ドクターの言う通りにやれば大丈夫でしょ。」
的なスタンスで何も調べようとしなかった夫のケツを叩き、
(夫は化学(細胞)の研究者なので私より良く理解できるんだし、英語がネイティブなんだから、私より早くたくさんの論文や情報も読めるだろー!!協力しろー!と静かに怒った)
夫も調べ始めたらハマったようで色々興味を持つようになり、
2人でノートとペン片手に挑みました。
まず2サイクル目に行く前に検査できる事は全てしておきたいと伝えました。
これまでの経緯からすると、きっと何か問題がある気がする。
と私は思っていました。
ドクターはそれに対しこう言いました。
「不妊治療に来るカップルはみんな何か自分に問題を抱えていると思っているけど、
95%のカップルが大体問題が見つからないの。検査を色々してもおそらく問題は出てこないと思う。」
まさに鍼師さんの言った通り
「不妊クリニックは、“受精卵がよくなかったのでしょう”とか“不運でしたね”と言うだけで、問題を探そうとせずに次に進むと思う。」
鍼師さんのアドバイスがなければ、自分たちで色々調べたり知識を増やしたりせず、特に何も改良せず、このまま2サイクル目に行っていたことでしょう。
(というか95%って、人類全体の95%なのか、不妊クリニックに来るカップルの95%なのか、聞き忘れました でも不妊カップルの95%なわけないよな、、と思うのですが。。うーん。)
私たちが血栓の検査についてしつこく聞くので、
結局最後は、
「そんな気になるなら受けると良いんじゃないかな!」
と言っていたドクター
ただ、それでもし血栓が原因じゃないと分かったら、
「では次はこの検査をしよう」とか
「いや、あれなんじゃないか」とか
キリがなくなるから強くオススメはしないという感じでした。
なるほど、、。
結局、血栓の問題があったとしても
大抵はアスピリンとヘパリンで対処する形になります。
「血栓の検査をしていなくても、アスピリンとヘパリンを処方してもらえるか」
と聞いたら、
「それらを服用しても負のリスクはないため、処方できる」
とのこと。
なので血栓のテストはせずに、それらを処方してもらうことにしました。
次に、卵巣刺激の度合い。
前回の1サイクル目は
Gonal Fのみを112.5IUから開始→
5日後に150IUに増量→
その3日後200IUに増量、かつ4日間期間を延長→
最終日は残り全ての275IUを打ちました。
完全に足りてなかった刺激
(私のAMHが高く、当初卵胞が20個あったので、OHSSを考慮してかなり慎重にしたんじゃないかと後で鍼師さんが教えてくれました。)
今回の新しいドクターも、
「112.5IUはかなり保守的なアプローチでしたね。」と。
結局、最初は卵胞が20個あったのに、
最終的に使えた受精卵はたったの2個。
鍼師さんには、
「このサイクルはかなりひどいわよ!」
と言われました
その為、今回はもっと高刺激にしてほしいと頼んだら、
「そうね次は150IUから始めましょう。LHのサポートも追加します。」と
「え、150で足りますか??」
「このFolicle Chart(卵胞の成長を記したもの)を見る限り、
150であなたはとても良い反応を示しているので150で大丈夫です。」
ちなみに素人目には、良い反応を示しているとは思えない。。笑
しかも私のFSHの値が若干高めなのは考慮しなくて良いのか聞いたら、
若干被せ気味に、
「FSHは変動をよくするからあまり参考にしません。それよりAMHが重要ですから。」
と言われました。
まードクターが言うなら、、LHのサポートもあるし、、と150で始めることになりました。
(これが後から面倒なことになる。笑)
それから黄体ホルモン。
前回、黄体ホルモン補充中に出血が始まったため、
前回とは違うタイプのものを処方してもらうことに。
最後にステロイドについてはやはり、
免疫力が落ちるため、原因がはっきりしない限りパンデミック中は処方できないそう。
このクリニックはかなり保守的なんだそうです。
と言うことで、6月の生理初日からピルを開始することになりました。
このコンサルティングの翌日
鍼に行って、鍼師さんに報告をしました。
一言で言うと、
「150では絶対に足りない!」
と速攻で言われました。
ものすごく説得されました。笑
この後、鍼師さんとドクターの意見の相違のおかげで
一悶着したのです。
また後日書こうと思います。