テンナンショウの種類で浦島草別名蛇草

花穂から伸びる細長いひょろひょろが
浦島太郎の釣り糸に見える

 

 

浦島太郎のお伽噺

助けられた亀の返礼は浦島太郎に対し短期的な快楽を

与えるのと引き換えに生まれ育った家庭やコミュニティの

人間関係を全て失わせ、且つ玉手箱の中身を見たいという

知的好奇心を抑制できなかったことによる因果応報の

形式をとりながら、人生経験を積むことなく瞬時の肉体的な

老化を経験させられた上で完全な孤独状態で別世界に

放り出されることをもたらす結果に終わっている。

苛められている亀を救うという浦島太郎の善行は、

結果的に自身が不幸に陥いることになり、お伽噺として

不合理な教訓をもたらすことになっている。

 

御伽草子版の結末

絶望した太郎は玉手箱をあけ、三筋の煙が立ち昇り

太郎は鶴になり飛び去った。
こうして、鶴になった太郎は蓬莱山に行き、仙界の一員となった。
その後、浦島太郎は丹後の明神として、亀と一緒に

夫婦神として祭られている。

という事で浦島太郎の話は本当は太郎が神になって

亀となった姫と夫婦神として祭られる「めでたい」話なのです。