刑事フォイル、シーズン5。
フォイルが辞表を提出しちゃった…。
戦時下での犯罪には戦争のためのものもあり、
それらは立件するのが難しくて、国に捜査を妨害され、
犯人の逮捕を阻まれることも多く。
全て戦争のため。敵国に勝つため。
そのために庶民が利用され使い捨てられることも。
逮捕され罰を受け、時には殺される。
そして大元の悪人たちは何事もなかったように、
今までのように暮らし、中には自国へ帰っていく者もいる。
戦時下においては、法ではなく都合よく捻じ曲げられた、
まやかしの理屈に従わなければならないこともあり、
フォイルは何度も何度も苦渋を飲まされてきた。
そのたびに静かに怒りを表すフォイルの表情をずっと観てきたから、
この辞表提出を理解できてしまうのがつらい。
だって刑事としての仕事をさせてもらえないんだもんね。
犯罪人を追い詰めても逮捕できず、罪を償わせることができない。
これほどに悔しくて悲しいことがあるだろうか。
わかっているのに手も足も出せない、自分にはなにもできない。
フォイルは刑事という仕事に絶望したんだ。
戦争は人の心を壊すね。
秩序を守ること自体が難しくなる。
悪人が蔓延り、善人だったはずの人の中にも、
生きるために犯罪を犯し堕ちていく人がいる。
このドラマはミステリーなのだけれど、
戦時下が舞台なのでいろいろと考えさせられるんだ。
さて次はシーズン6。
嬉しい!まだフォイルを観続けられる。
…最後のシリーズまで配信してくれるかなぁ。
お願いします、Huluさま。
