ある意味で本当に待ち遠しくて、ある意味では来てほしくないくらい怖かった1年前。




退院の時は、早めに起きて早めに着替えて食事をして簡単な掃除をして。

いざ退院ってなって、お会計済ませようと思ったら、窓口負担37万てw

そんな現金持ち合わせておりませんがなw

高額医療の申請済ませて後日10万持ってたのかな。



入り口をくぐった時の寒さ、タクシーに逃げるようにして乗ったあの時の気落ちは忘れないと思う。

運転手さんとも「何か」を話したと思うけど、何を話したかは全く覚えてないけどね。



退院したその足で職場に行った。

このブログで何回も登場してる上司には、病気とは関係ない話だったけどめちゃくちゃ言われてな。

その時に、完全にここに居場所はないって思ったわ。

続けて受付に入って行ったけど、受付のババアは相変わらず自分の機嫌で生きてるって感じ。

更年期障害マジ勘弁してくれと。


そのあとは診察室のスタッフと院長と話した。

診察室はいつも通りだったけど、院長に

「血糖値300とか出ますけど、もう大丈夫です」

って話したら、

「マズイな‥」

血糖値には結構厳しめに見る先生だったからかな。

まぁ、医者からしたらそうなるよね。

でも、そこで本当に違和感を感じたのを覚えてる。

ここには居場所ないんだなって。



来週から頑張るつもりでいたけど、完全に心が折れた。

もう限界でした。

必死で涙をこらえて、バス停で荷物持って立っていられず座り込んだのを覚えてる。

バスに乗ってからも辛かったなぁ。

バス停降りて、自宅まで歩いてる途中で涙が止まらなくなって、ドアを開けた瞬間崩れ落ちて声を上げて泣いた。







あれから1年が経って、周りの友達にも支えられて、元気ではないけれど普通に生活できるようになりました。

死にかけた経験がある。

生きている限り、これは大きな財産になるよ。






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