カー助というカラスと友達になった少女、黒髪の綺麗な少女
カー助はいつも空高く飛んでは彼女の肩に羽休めをした
カー助と少女はいつも一緒に時間をすごした、彼女は飛べないけど
カー助は知っていた、彼女には友達が一人もいないことを
カー助はカラスなのにカーカーとは鳴かなかった
カー助はいつも静かに少女の肩にとまり少女の温もりを感じていた
カー助は思った、空を飛べなくなってもいいから人間になりたいと
カー助は感じとっていた、少女はそう長くは生きられないのだろうと
カー助は強く願った、少女と同じ人間になって一緒に歩きたいと
カー助は神様の所へ行き、人間にしてもらえないかとお願いした
カー助はカラス、人間ではない、そんなことは十分理解していた
カー助は結局、カラスのまま少女と一緒に生きる道を選んだ
カー助はカラスに生まれてきた自分に悩んだ、どうすればいいのか
カー助は大空を飛ぶことでしか、少女の心を晴らすことができなかった
カー助は少女と普通の人間の様におしゃべりがしたかった
カー助は大空を飛んでいる、少女がいなくなった今でも
カー助は泣いていた、少女に会いたくて、会いたくて
カー助はカラス人間になりたかった、たった一羽のカラス
