人は愛されてはじめて愛することをしる

愛されなかった もしくは愛されなかったと思い込んだ人は

どうやって人やものを愛すればいいのだろう

ただ路頭に迷う それはしかたがないこと わからないのだから


愛されることを受け入れたとき

愛されてもいいと 自分をゆるしたとき

愛されていない自分 という幻想にほとほと疲れたとき

本当は 愛に包まれていたことをしる


一丁目一番地というだれでもわかる場所で 空間で 心の中で

俺はうたう

うたが聞こえない人にはラッパを鳴らす(歌以外のちがう方法で)

本当の自分を忘れているひとのために おれはうたをうたいラッパを鳴らす



メロディーはいったいどこからくるんだろう

与えられたメロディーのなかに歌詞を掘り出す

彫刻家のように それは苦しみ以外の何者でもないけれど


歌詞もないメロディーをくちずさむとき なんで涙がでるんだろう

できれば歌詞はつけたくない 制限されてしまうから

メロディーの奥にすべてがあるから