- 楽園島からの脱出 (電撃文庫)/土橋真二郎
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仮初のエデンの園で繰り広げられる《ゲーム》とは?高校生活最後の夏休み。無人島に集められた100人の男女が島からの脱出を目指して競い合う。ゲーム名【ブリッツ】──鍵を握るのは、自身とペアの“価値”!? そして、女性だけに与えられた謎の機器の持つ意味とは──?
「極限ゲームサークル」から“変わり者”として要注意される主人公の沖田瞬は、このゲームの本質にいち早く気づくが……。
「極限ゲームサークル」の脱出ゲーム参加者は男女50ずつで100人。
登場人物が多いために、それを覚えようとするだけでも一苦労。
最初のゲームでは沖田が殺しをした(カードの使用で、現実の行為ではない)にも関わらず、
肝心のメインシナリオである無人島からの脱出ゲームではそれがなく、盛り上がりに欠けていた感じ。
システム自体は良く出来ていたと思うし、僕に考えられないレベルでしたが…と評価しておきます。
あくまでゲームとされている現状から、どこまで展開されていくのか。それから、脱出の方法も気になる所です。
須藤が入れられた檻の意味や、主催者側の思惑も明らかになるのかなあ。
あとは誤植の多さですかね…。あまりにも多くて校閲さん仕事して!と思ってしまいました(苦笑)
土橋さんはゲーム小説でお馴染みの方らしいですね。まだ続くようだし、次巻に期待ということで…。